親知らずを抜いた後には、注意すべきことがいくつかあります。
場合によっては痛みが増したり長引くことがあり、余計な苦労がかかってしまうかもしれません。
本記事では、親知らずの抜歯後にやってはいけないことや、痛みがどれだけ続くのか、ネット上に寄せられた抜歯後の体験談などをまとめました。
抜歯後にやってはいけないこと
うがい
うがいしてしまうと、抜歯部分にたまった血の塊が剥がれて、傷の治りが遅くなってしまいます。
抜歯部分には、血餅という血の塊が穴に埋まり、傷が治っていきます。
この血餅が剥がれたりして、うまく機能せずにいると、ドライソケットという、剥き出しになった骨が細菌感染を起こす状態を引き起こしてしまいます。
ドライソケットになると痛みが増し、痛みが引くまでの期間も数ヶ月に渡るほど長引いてしまう場合もあります。
抜歯部分の歯磨き
歯磨きをする際も、抜歯部分を磨いてしまわないよう注意が必要です。
うがいと同様に、抜歯部分の血餅を剥いでしまうおそれがあります。
入浴(抜歯当日)
お風呂に入り体を温めると、血流がよくなり抜歯部分からの出血が多くなってしまいます。
抜歯した日は入浴せずシャワーで済ませることが推奨されます。
激しい運動
激しい運動も入浴と同じく、体を温め血流がよくなり、抜歯部分の出血が多くなってしまいます。
飲酒 喫煙
飲酒も血流をよくしてしまい、抜歯部分の出血が多くなってしまいます。
逆に喫煙は血流は悪くしてしまい、それにより抜歯部分の傷の治りを遅らせてしまうようです。
痛みはいつまで続く?
大体4日〜1週間ほどで痛みは引くそうですが、個人差があり、2日で痛みがなくなった人もいれば、1週間経っても痛みが引かない人もいるようです。
痛みの対処法
ロキソニン(痛み止め)
歯医者からもらった痛み止めの薬を飲みましょう。
ロキソニンの場合、痛みと共に炎症を抑える効果もあるようです。
ロキソニンの場合は多くても1回の服用は2錠まで。
前回の服用からは4時間以上あけることが推奨されています。
ネット上の意見
抜歯から6日経ってるのに夜中激痛で目覚めた・・・
でも7日目には嘘のように痛みがなくなりましたぁ♪
麻酔が効いてるから抜くのは痛くない。地獄が始まるのは翌朝から。
もう二度と親知らずの抜歯はやりたくない。
連休中に抜くのがいいらしいけど、せっかくの連休を不快な気分で過ごしたくないというジレンマ
親知らずを抜いてからの1週間はゼリーのみという刑務所以下の食事しかとれずしんどかった。