スピード感とストーリー演出に秀でたゲーム「Katana ZERO」
2019年4月にリリースされたゲーム「Katana ZERO」。
開発はAskiisoft、販売は Devolver Digitalです。
本記事ではネット上に投稿されている このゲームの 評価をまとめました。

本作はsteamとニンテンドーswitchで販売されています。
私はswitch版をプレイしました。
アクション部分の評価
- 一撃で敵をかっさばいていくアクションが爽快
- 何度も死にながら攻略法を学んでいくのが面白い
- アクションが下手でも繰り返せばクリアできる
- スローモーション(本作のシステムの1つ)を使うタイミングに駆け引きを感じる
- リトライに時間がかからずテンポよく遊べる
- 操作感が気持ちよく快適にプレイできる
- どのステージも似たような攻略法で単調
やはりアクションの爽快感が評価されていますね。私も同じように感じました。
スローモーションを駆使して敵の銃弾を剣で弾き返したり、ローリングで回避して敵を斬りつけたりなど、操作してて「かっこいい動きができた!」と思えることが多いです。
攻略が単調だという意見もありました。
最初から最後まで主人公が使える能力は変わらないのでそう感じた方もいるのかもしれませんね。
グラフィックの評価
- ドットで描かれる2D絵が綺麗でぬるぬる動く
- 血しぶきなどの表現も爽快感をあおる(人によっては苦手かも)
- 特殊な画面エフェクトでドラッグ中毒者(主人公)の精神状態が表されていて面白い
ドット絵が好きな人には間違いなくおすすめできるグラフィックですね。
キャラクターが本当によく動きます。
血が飛び散ったりなどグロテクスな表現もあるゲームですが、プレイ中は結構忙しいので自分はそんなに気になりませんでした。
音楽の評価
- 世界観に合わせたサイバーなBGMがかっこいい
- 攻撃をヒットさせたときのSEが爽快
本作の低音がどぅぶどぅぶなってるBGMも不穏で危険だけど中毒性がある世界観を演出しています。作品全体に「不健康でなんか危ない雰囲気だけど癖になりそう」な感じがあるんですよね。
また、ステージで流れるBGMは主人公が音楽プレイヤーで聴いている曲という演出もあり、そこも面白いですね。
ストーリーの評価
- 先が気になる面白いストーリー
- 映画のように作りこまれた演出
- ドラッグや殺人など人を選ぶ要素が入っている
- 終わり方が気になる
アクションの爽快感について何度も言及しましたが、個人的に一番楽しめたのはストーリーでした。本作の主人公はドラッグ中毒者なのですが、それ故に謎の現象が至る場面で起こります。
普通にステージを進んでいたら画面にノイズが走り場面が一気に変わる・・・とか。
そういった演出面がものすごく楽しめましたね。
この次は一体何が起こるんだろうとわくわくしながらゲームを進めていました。
ただ、ストーリーの終わり方は賛否あると思います。ネタバレになるのであまり書きませんが。
しかし個人的にはそれを踏まえても、本作のストーリーには没入させられた、十分楽しませてもらったと感じています。
まとめ
ドット絵のクオリティが高く、アクションも爽快感があり、ストーリーは先が気になります。
ただ結末には賛否あり。またアクション部分も人によっては単調に感じるようですね。
2Dのゲームが好きでバイオレンスな表現が苦手じゃないならプレイしてはいかがでしょうか。
値段も1500円程度と安くお手軽に遊べます。
ゲームに映像的な演出を求める人には向いていると私は思います。