2021年10月21日に発売されたジャンプGIGA 2021 AUTUMN。

ジャンプの増刊号であるこの雑誌には、新人作家の漫画が掲載されています。
本記事ではそれらの漫画の紹介と、ネット上の感想をまとめました。
夜雨白露は殺せない 筒井大志
不老不死で400年生き続けている男を標的にする殺し屋の主人公。
斬っても撃っても殺せない男の元で住み込みのメイドとして働き何度も殺害を試みるが・・・。


ネット上の感想
「夜雨白露は殺せない」が面白くて続編を期待してる。
読み切りじゃもったいないよ!!
筒井先生の読み切り?すごい面白くて最高だった…
続きあるならめっちゃ見たい…
僕勉の筒井先生。
やっぱ連載作家さんは完成度高いなぁ。
めくりで次のページをめくりたくなる構成、見せ所、最初と最後で変化する主人公の気持ち、メイン二人がお互いに足りないものが埋まって円が閉じる感じ。
殺し屋の女性と不老不死の少年のボーイミーツガール?といった感じ。
いつも平静な男子に翻弄される女子、という関係性が大好物なのでそれだけで満足度高い…
よくあるテーマによくあるキャラとよくあるストーリーでテーマ的なものも特に刺さらなかったのに面白いの、ベテランの底力って感じするな コーヒー飲むシーンかわいい
この人の作品基本興味ないけど今回は満足できた
少しのミスが命取りになる殺し稼業
なのにミスを誘発しやすいロングヘア
なのは色仕掛けとか潜入のためとか で納得できた
何より女の子が可愛くて満足
大ヒット作家だけあって完成されており安心感がある
2ページに一度はサービスショットがあり非常に正直な漫画だと思うw
ちちしりふともも!って感じで書いてて横島を思い出した
ストーリーもまとまりが良く作画も良く「良いじゃない!」と思わされた
プロの商業作品としての読切のお手本みたいな漫画。長期連載を経験してる作家なので殺し屋と不死者というありふれた題材でも他の追随を許さない。
平均以上の読者層のハートキャッチをできる反面、コア層には刺さらない気はする。でもそれでいいと思う。
俺の感想
読みやすいコマ割りと構図で流し見しているだけでも内容が入ってくる。
数々の凄技も男が400年生きているという設定から納得できるし
「こんなこと誰でもできるよ 400年生きていればね」のセリフも印象に残る。
400年生きている男の孤独とか理念もしっかり感じられるし最後の締めもかなりグッとくるもので良かった。
ヒガンノヒ 逸茂エルク
家族殺しの冤罪をかけられ投獄されている主人公の元に閻魔大王がやってくる。
神の力で主人公を無罪にし、助けたお礼として共に現世で遊ぶことを頼まれ・・・


ネット上の感想
逸茂エルク先生のデビュー作ヒガンノヒ
とても面白かったし作画がとても良かった
チェンソーマンを彷彿とさせるブラック感。
閻魔の設定と衝撃の最後は驚いた
面白い!
導入の舌切りシーンで引き込まれたのによくある展開になったな……って萎えてたらワンシーンで一気にひっくり返った
急展開全てに前置きがあってめちゃくちゃ読みやすいし血を飲ませるシーンは美しい すごいなあ
高圧的な美人が好きなので最高
閻魔がすごい美しい
口に指を突っ込まれるシチュエーション好きかもしれん
話がまとまっていて面白かった
ヒガンノヒ面白っ……オオゴマの見せ方が綺麗だし絵が好きですな…
ダブルミーニング!良かったです。
ヒガンノヒの地獄のメリーゴーランド超キレイだった。
ルックバックの京本のような見た目で性格真逆の閻魔様設定も面白かった!
好きな漫画がチェンソーということで一ページ目捲ってすぐああ影響受けてるなと思う絵柄とストーリーだった。閻魔が刑罰であるというのは見たことない設定でおもしろいと思った。
個人的には「違うな」と思った
何だろう 閻魔様ってもっとこうちゃんとした方というイメージがあるからだろうか
ここら辺信仰心の問題だからなー作者様に申し訳ない気がする
まあそれはそれとしてなんか「違うな」感がある ただしそれはストーリーに関して
雰囲気は良いし絵も表情が引き込まれるいい絵だと思う
閻魔の女性可愛かったし読者に魅力的に思わせることには成功していたと思う
この人の別の設定の話を読みたいなという感じ
個人的にはナイフは出す前に描写欲しかったのと、種明かしがスッと入ってこなかったのが気になったかなー。
読者としては真相にびっくりしながら読み進めていくんだけど、真田が割としっかり理解してるので、そこで読む側とキャラに差を感じたのが俺が上手く飲み込めなかった理由かも
閻魔のセリフをまとめると「閻魔大王は刑期制だけど、後継がいなければ刑期が伸ばされるっぽい」がポイントになるんだけど、そこは明言ないんだよね。
その辺が短くまとまってれば違ったのかな〜。でもセリフを短くまとめるの、本当に難しいんだよな
あと現世的には閻魔チェンジで救いが出たけど、今回の諸悪の根源である先代閻魔はめちゃめちゃ良い空気吸ってやりたい殺人を好き放題やって、しかも刑期を終わらせられたので、一番殺してるのに一番ハッピーなのは凄いよね
現世で大量殺戮したら刑罰として閻魔になるけど、閻魔になったら現世に来るのも現世で殺人をするのもノーダメ、システムが限界超えてぶっ壊れすぎてるので笑ってしまう
ありふれた導入から度々驚きを与える帰着がとても良かった。メリーゴーランドの見開きなどが魅せるシーンに才能を感じた。作画は既存作家へのリスペクトを感じた。反面、主人公の達観具合に感情移入は難しかった。
俺の感想
大罪を犯した人間が罪滅ぼしのために閻魔大王になるという設定が面白かった。
ラブコメかと思ったらブラックなオチが用意されていたのも読んでいて刺激がある。
神殺しで主人公が閻魔大王になるのも綺麗にまとめていて良かった。
ラブリーランナーズハイ 林快彦
陸上をやっている主人公は、同じく陸上をやっている幼馴染の女の子にどうしても追い付けない。
幼馴染に勝つために走り続ける主人公だが・・・。


ネット上の感想
ラブリーランナーズハイ良かった 絵も漫画も上手い
青春ストーリーと思いきや意外と重い内容と暗めの絵柄。
等身大の少年少女の青春。若い子には刺さるかも。
個人的にヒロインの様に走るのは「違うな」という感じがした
走れなくなった人に「君のように走る」って見せるのはどうなんだろうというのがあった
ただしこれは私の個人的な好みの話であり、充分読者を感動させる展開だったと思うので気にする必要はないとも思う
絵にオリジナリティがあり人を惹きつけるものがある
終わり方も良かったし良いんじゃないでしょーかーという感じ
主人公が頑張る理由が丁寧に描写されていて応援したくなった
話がわかりやすいし女の子も可愛いし
感情移入しやすくてレベルの高い作品
ラブリーランナーズハイ、おもしろい〜〜〜!いろいろと最後まで読めなくて面白かったですが、そういう理由もイイッスね〜!となりました。心情描写がめちゃくちゃよいっすね。青春だ。
ラストコマおしゃれすぎるめちゃくちゃ好き
最初は小学生男子にしてはモノローグが大人過ぎて違和感拭えなかったけど中身と年齢が近付いてからはめちゃくちゃ面白くて普通に泣いたし最後の1ページオシャレ過ぎて泣いた
全国制覇目指して部活で死ぬ程走ったり、小学生の時ハードル選手だった時もあるから沁みた。
今はそれだけが理由じゃじゃないんだけど。
まさかこんな短期間で回転数を上げてなんて言葉二度も見るとは…次走る時はすごくx2大切な時に走ります。
全体で見ると面白いんだけど、とにかく前半と後半で出来栄えが別物すぎて困らされる。
あと、陸上漫画なので走ってるシーンの絵をもうちょい練って欲しかった。
ゴールシーンは良いんだけど、走ってる1P見開きの主人公が違和感ある
前半はとにかくモノローグの説明がクドすぎて……こう、陸上競技分析とかミハルの情報とか全部モノローグに詰め込んでるので、ケイの心の声っぽさが無い。本当にストーリーのための説明文な印象が強すぎた。
逆に、後半以降は漫画で心情をきっちり表現してて最高。ラストページも決まってる。前半は本当になんだったんだろう。ページ配分が上手くいかなかったのかな。信号機はラストだけ青で、あとは事故の時に赤信号を印象付けた方がよかったかも。
超絶大傑作でした………ゆるいギャグ調のコマと、靴紐を結ぶ所などのビシッとカッコよくキマッたコマのメリハリ、王道の物語、それを凡庸に感じさせない県大会シーンの演出、ラスト…全てが最高すぎる。本当にすごい。次回作が楽しみです。
ジャンプ+でも読んだのに改めて泣いた。演出最高。
短編青春映画的な登場人物の心情の揺れ動きの描写が丁寧で良かった。
作画はやや一般ウケしづらい個性的な絵柄だと感じたが、それを感じさせないスピード感があり、大変読みやすかった。
俺の感想
小学生時代のキャラデザや絵柄がすごく好み。
表情とか手とか物体とかいろんなものの描き方が魅力的だった。
もしかしたら絵柄は古いと判定されるものなのかもしれないけどヒロインのデザインとか
可愛くてすごく好きだった。
ナレーションが多い漫画はあまりよくないと言われるけど序盤はそれによって主人公の考えが
理解できるのがよかった。若干くどいと感じる部分もあったけど。
読み切り漫画で小・中・高校とそれぞれの期間を描いてるのも挑戦してるなと感じる。
2人の恋愛模様も読んでて応援したくなれて良かった。
かぐや 田中邦明
ある日、光り輝く竹を見つけた主人公。
中から出てきた女の子は超人的な力を持っていた。
宇宙に一番近いと言われる島で暮らす2人。


ネット上の感想
個人的には意表を突かれる展開でよかった、絵も上手い、あと家族愛に弱いのでグッときた
ギャグっぽい表現からシリアスな展開に。
散りばめられたミスリードでもう一度読み直したくなる作品。
幻想的な雰囲気とエンディング。
絵や構図が上手い
工夫がされており独特さと上手さを獲得することに成功している
女の子がクレしんみたいなビジュアルなのはヒロイン感を強めないためにわざとだろうか。
思わず1頁めから読み返してしまうあの一言、こういうトリックは好き。
ただ、読み返すとあちこち反応おかしくね?ってなるから諸刃の剣でもあるな!
トビヒコくんと、特に説明ないけど平然といるヤクザ軍団が良い味出してる。
しかし、名前が多襄丸て。
主人公のマルくんはショックで頭おかしくなってるから良いとして、トビヒコが「妹のかぐや・・・?」ってなるのは有り得んのでは……?
不自然さが出るシーンは全部マルくんの精神がぶっ壊れてるところに集めて欲しかったなー。
かぐやの情緒不安定ぶりはギリ子供だからで飲み込める
アホギャグかと思ったらそんなことなかった。
これだけ短い話数で伏線はって即回収してってのすごい。
俺は好きな設定、絵は嫌い
不思議な少女とそれを取り巻く田舎町というよくある題材であり、設定はわかりやすく良かった。反面、テンプレ的な反社キャラや、自ら谷底へ落ちるなどややご都合的な演出が多く、キャラの行動に感情移入が難しかった。
俺の感想
主人公が海を嫌っている理由を序盤に持ってくることで一体なぜなんだろうという疑問と興味を
持つことができた。
輝く竹を切ると願いが叶うという序盤のセリフと妹どうこうの設定を紐づけているのもうまいと思った。
レンレン 畠山欣也
高校生になり進路に悩む主人公は、パンダになることを将来の夢に掲げる友人と関わりを持っていた。
高校生になっても進学せずパンダの着ぐるみに身を包みパンダになるための研究を重ねている彼に
主人公は何を思う。


ネット上の感想
ラストはやり過ぎだと思うけど色々丁寧でよかった、絵は好きじゃない
奇天烈な設定の怪作だけど描かれてるのは、夢に真っ直ぐな少年と進路に悩む少年の葛藤。
「馬鹿げた設定」とバカにできない感動作。
本当にパンダになった笑笑笑
どう表現すればいいのかわかんないけど、パンダになった蓮を見て泣いた すごい漫画だ
感動のベクトルは前のGIGAの河童に近い気がする これは感動なのか?
「違うな」って感じもするし「良かったねえ」という感じもする
この感じは独特で奇妙で、でも嫌では無い気分を味あわせてくれた
理屈から考えたら「違うな」なのだが「でも良かったねえと思えるじゃん」と思わせてくれる力が有る 良い漫画、という事だと思う
表情の幅も広いし泣き顔が特にグッときた…
パンダになりたい理由が「可愛いから」だけじゃなくもう一段階深い所まで行くのがすごく良かった…「為せば成る」の代名詞なんじゃないかってくらい蓮くんがかっこよかったし、変わろうと思う英志もかっこよかった…
ラストシーンでこれを出すのが本当にすごい。
ただ、ラストでこれを出すなら頑張って研究するシーンは要らんかった気もする。
パンダになるための努力、およそ人類が成し得ようとしたこともない努力なので、具体的な努力を描いた事でナンカチガウ感が出てしまった気がする
あと、強いて言うなら俺は誰よりもラストシーンではおばさんが見たかった。
心優しく、広い心で甥っ子を見守り続けた結果、最終的にああなった時のおばさんはマジで見たい。
エイジより俄然見たい。
将来の夢パンダのニートに説教したら逆に説教され、数年後友達がパンダになった。
たぶんこいつは石神千空よりも頭がいい。こんなんで感動する訳ネイ
ジャンプGIGAのレンレン読んだんやけど…すごく…怖かった………
パンダになるという型破りな夢を持つ少年と、無難を是とする主人公と対比がわかりやすく描かれ、良かった。
数あるうちの1つのベターなエンドを描いたような話で、キャラクターの行動次第でもっと良い結末も見れたのでは…?と想像の余地がある良い漫画でした。
俺の感想
いろいろぶっ飛んだ話だけどひたすら1つの目標を見据えるれんに気味の悪さを感じつつも好感を持つことができた。
一旦関りを断つことを告げるシーンは読んでて入り込める。
キャラの心理の深いところに迫る感じが良い。
ラストもぶっ飛んでるけど俺は良いと思う。
デュラハンの義首 林龍也
首がなく最強の体を持つ「デュラハン」が存在する世界。
デュラハンである主人公は周りに嫌われることを恐れて首がないことを隠して生きていた
周りに気味悪がられながらも義肢づくりに励むヒロインに首を作ってもらうことを頼むが・・・


ネット上の感想
ヒロインを救うために悪を倒す王道ストーリー。少年誌らしい整った絵柄で読みやすい。
技師装具士ってこういう仕事じゃなくない!?というのがあり最初は話に入り込めなかったが読み直してみたら「まあ良いんじゃない」となった
漫画なんだからというもの
決め台詞が洒落ておりこれだけで成功という物
ただし実質的な戦闘が4ページしかないのが物足りない感じはする
もっと戦闘に尺を取ってくれたらなというのがあった
まあけど終わり方が良かったので全部OK!
この感じで頑張ってほしい感じの漫画
開始一コマ目の「人間社会に生きる」の一言だけでナチュラルにデュラハンがいる世界に巻き込んでくるのは作者の勢いと気概を感じて好き。
「デュラハンがいること」じゃなくて「見た目が悪いから」化け物って呼ばれてるんですよ。
この世界観で特定の人種名を悪役として出してボコボコにされたデュラハン将軍、ポリコレに殴られてそう。 あ、地味にギャグシーンも好き。
ギャグでありつつ社長も小悪党の域を出ませんよということも教えてくれる良いシーン。
ただ、アクションの決め台詞の「首が据わってねえ」は全く意味が分からなかったのでやめた方がいいと思う……。腹が据わってない=覚悟が決まってない、の転用としても、別に社長の言いなりになってるから覚悟がないわけじゃないし……デュラハン慣用句なら前半で触れてて欲しい
あと、ラストシーンの義首装着シーンは本当に最高にかっこよくて良かった。バトル時よりも平時の方がカッコいいのは、作中で触れられてた義手の素晴らしさを改めて語ることにもなり、すごくいい。
絵柄はジャンプではなく、コロコロコミックと感じた。
小学館の香りが漂う。
デザインセンスに優れ、鎖骨を目のように見せるアイディアにオッサンは唸った。
この若者、すごいのでは?
めっちゃすき。
こういう絵のタッチ大好きだしヒロインかわいい。
けど主人公がキレた理由がんーーなんかもう一声欲しかったかも。
あと変身した姿がオーバーホール
設定良いな 首が据わってないのとこ好きですね
癖のある設定なのにちゃんとど真ん中の少年漫画って感じで好きです。変身ヒーローいいですね
見やすい絵、わかりやすい設定と読みやすさがあって良かった。ギャグのノリも絵も低年齢層の少年向きなので本来のターゲット層を意識して作られてると感じた。
俺の感想
主人公の首だけ残されて体だけ持っていかれる展開が面白かった。
ただその展開がそこまで本筋に絡んでいないのが残念には思った。
街中を体だけで動くのが奇妙に思われるのが嫌だから悪役を止められないというのはわかるけど
感覚として体だけ持っていかれる展開があまり活きていないように感じた。
序盤からヒロインに触発されて主人公も自分の考えを改めることが見え見えで本当にそのままの流れで話が進んだので意外性とか驚きがなかった部分があった。
首が据わってないとかギロチンも意味がないとか首に絡めたセリフがいろいろあるのが面白かった。
ザ・パーム 佐藤タキタロウ
時間旅行でトラブルが発生し過去に不時着した未来人と
それを見つけたサッカーチームでキーパーをやっている主人公。


ネット上の感想
「ザ・パーム」めちゃくちゃ面白かった、ここ最近読んだ読切のなかでもブッチギリでトップだわ…。久々に読切読んでで「おぉ…」って声出たな…。
見開きの隕石キャッチの構図が良すぎる、佐藤タキタロウ先生か…。
いつかジャンプで連載して欲しいなぁ…。
まるでサマーウォーズを見ているような表現力。
異次元に面白い!! インタビューにも、なるほど!が多くて勉強なった!
この人の漫画はツイッターにあがってた「夏の虫」とかもおすすめなんやけど今は無いんよ
絵がちょっと荒いかなと思ったら段々とダイナミズムがどんどん上昇していく様に嬉しくなった
演出が上手い! ただもっとこう受け止めたあああああって感じにして欲しかった感はある
でも圧倒的に「良いじゃない!」という感じの漫画なのは確か 良かったと思う
ぶっちゃけ読みにくい。特に最序盤はもうちょい何とかしてほしかった。p1の何が見辛いのかというと具体的には難しいけど、はるか未来ーーーは右上に持ってきた方が良さそう
序盤6頁、何が起きたのかを全て理解してから読み直すと各コマの意図が分かる、というくらいには読みやすいんだけど、逆に言うと初見では分からんということなので漫画の難しさを感じる。
読み返してもメノンの「このまま黙って何もしなければ地球は滅んで〜〜」が分からん。
メノンの体感時系列でまとめると、2999年12/19にメノンが時空変異体を抹消(本編描写無し)→時間流に巻き込まれて2021/7/6に墜落→7/7隕石ブロック→2999年に帰還(冒頭描写)→コーヒーブレイク(ラスト)の順?
冒頭で回想シーンから入ったのが混乱の元かなあ。あと、メノンの手がタイムパラドックスで消えかける描写も確信が持てない。自分の失敗に世界の運命が掛かってるからビビってるイメージ(実際に手が消えてるわけじゃない)・・・? それとも実際しくじったら自分のいた未来が消えるから消えてる?
ザ・パームで隕石を止めるシーンはカッコいいだけに、時間関係のあれこれでややこしくなってるのが残念でならない。別にメノンが正義の宇宙人でもこの話は問題なく成立する(むしろグローブ知らない未来人の方が不自然でさえある)ので、それで良かったのでは
すごく綺麗な話で最後の所は泣いた。その後の宇宙人の1番最後のセリフも良いクサさしてて好き
見開きが最高にかっこええ〜!!!連続で見開きが来ると迫力あるな……
ザ・パームを誌面で読むために初めてGIGA買いました。
1つの曲を聴いてるような感覚というか、『サビ』を感じました。気持ちいい。 馴染みの地名もちらほら。
抑えた雰囲気で展開される物語のサビとしての、両腕の見開きがめちゃくちゃカッコいいのはもちろんのこと、ページを捲るたびに予想外のタイミングで飛び込んでくるコマだったり、小さいコマの中にもあまり見たことない引きの構図や独特なリズムがあったり読んでて楽しかった。
ので、易しく読みやすくなるよりこのままのスタイルを貫いて欲しいなぁ…という想いがある。『ザ・パーム』の話に戻るとフリクリとかウルトラマンとか、黒沢清とか色んな「好き」が作品から伝わってくるので元ネタ探ししながら読むのも楽しかった。それにしてもどの大ゴマもインパクト凄くてかっこいい
サムネ力や導入で魅せてくるので期待値ができ、独自のSF世界設定が良かった。反面、主人公の倫理観のタガが外れていたり、達観具合に感情移入は難しかった。
俺の感想
場面の切り替わりで別々のセリフをつなげるシーンが上手いと感じた。
短冊を所々で引き合いに出したり、隕石を止めるのとキーパーを絡めてるのも良かった。
ただ、サッカー・七夕・隕石・時間旅行があんまり密接に絡んでいないというか、
それぞれの存在感がストーリーの中であまり感じられないと俺は思った。特に七夕。
ストーリーを思い返すとそれぞれの要素が意味を成してると思うんだけど読んでるときの感覚として俺はあまり感じられなかった。
幸せな怪物 宮澤大樹
孤独に生きてきた化け物の主人公は、生贄を捧げればなんでも願いを叶えてくれる竜の噂を聞き生贄にするための盲目の人間を連れて竜の元を目指す。
化け物から人間に変わり、人間と同じあたたかい生活を望む主人公だが・・・。


ネット上の感想
「幸せな怪物」ってやつが1番良かった…ハガキ出そう…
幸せな怪物は泣いた。
こういう話って他でもあった気がするけどいい話だと思う。
めちゃよかったけどジャンプじゃない過ぎる…絵本のような世界。
はいはいペストマスクと思ったら一応意味があったのもよかった
主人公のキャラに魅力がありますね。
幸せな怪物がすごく面白かった。
単行本で欲しいし、なによりこの二人のその後の話とかが見たい。
このご時世に珍しく綺麗なハッピーエンドで好感度と満足感が高い作品。
絵本や御伽噺のようなキャラデザと内容で朗らかな笑顔になれる。
宮澤大樹先生の『幸せな怪物』が良すぎる
人外と人間の組み合わせが元々好きっていうのもあるけど、絵も綺麗だしお話も読みやすいし、最後は”願いはひとつだけあなたの幸せ”じゃんこれは……愛じゃん……最高……
面白かったぁ!絵柄が好みだ! 先の展開はなんとなくわかってたけど、それでも面白かったかな。
でも絵本でこんな話ありそうな笑
これは……現代童話!
登場キャラが大体悪意で動いてるのに愛の力で跳ね除けてハッピーエンド、読んでて幸せになれるので好きです
絵が好き
雰囲気が好き
主人公の顔が好き
主人公が語り掛ける様が愛おしい という感じに素晴らしく私の好みに合っている
良い話だなーって思いながら読んだ
まあご都合主義ではあるんだけど良いんだよ好みの話なんだから
このまま頑張って連載勝ち取ってほしい
ご都合主義的であろうと、このハッピーエンドを衒いなく描けるのは才能だと思う。伸ばして欲しい。ただ、このハッピーエンドを見せるなら第四王子も救済欲しかったかなー。
私欲の為に龍を求めたスタート地点は同じなのに、王子は無惨にフェードアウトだもんな
素晴らしかった。南米文学的なおとぎ話と言おうか。ガルシアマルケスのエレンディラ短編集に収められていそうな魔術的な冒険章。起承転結のストーリーも秀逸で完璧なショートショートだと思ったけどこれ、もっと知られたほうがいい
絵本みたいなお話で、わかりやすい設定に後味が良いところが良かった。不幸な生い立ちの登場人物には感情移入がしやすくバックボーンの描写も簡潔で良かった。ご都合的な展開はいかにも童話的だった。
俺の感想
主人公が人間の家を訪れるシーンが胸に来た。
ボコられた後も言葉を学んだりかっこをまねたりしてる様が悲しくて軽く涙が出た。
雷のシーンで2人が叫んだり、そのあとに原っぱで目の前の風景を伝えるシーンは
爽やかで読んでいて気持ちいい。
最後主人公が化け物の力を発揮して竜を倒したらちょっと冷めるなと思っていたけど
別の解決法で話を進めてくれたのも良かった。
「良いな」と思える印象に残るシーンが多い漫画だった。
貴石 木本ミキ
走る才能を持った陸上部の主人公
自分には才能があると信じて疑わない中、全く速く走れないのにいつも必死に走り続ける部員がいて・・・。


ネット上の感想
こういうこと誰しも思うよなぁー。言い訳して逃げて…。心に刺さる作品。
めちゃくちゃぶっささった… 4回鳥肌立ちました。 俺も走るか!
いいなあこの漫画!
才能の原石を磨く恐怖と、才能がないと思ってるからこそひたすら削れる強さ
うらやましいは嫉妬であり憧れでもあり 「うらやましい」のページの表情とラストの誰よりも前のめりな青野、めちゃくちゃ好き
メカクレ! 話は「あ、そういう感じ」という感じ ただ最後の絵が良かったのでOK
「成長」を描くことに成功していて演出力が光る漫画だったと思う 巧みな漫画
作品のテーマがどストレートで分かりやすく、「漫画でテーマを語る」と言う点では今回のGIGA作品の中で一番良かった。完成度の高い読切作品と言うのはこんなのだと思う。
陸上テーマが2本被ったけど、走ってる姿は貴石の方が上手い。
顧問の先生が面談のシーンで急に色気が出るのもなかなかよくて、目を引く。
ただ、一番カッコよく描かれるべき大倉が正直キャラクターとしては弱いんだよな……でも、「やっぱり俺も天才だ」で完全に巻き返せてるので全然良いかな
天才が凡人に負けて本気出しても結局勝てない、けど今を楽しんでる俺は天才。
普通におもしろい。特に才能を石だのダイヤモンドだの表すのがうまい
物理的な走り(陸上)と心理的な走りが上手く描かれていて最後のまとまり方とか、タイトルと内容のマッチ度とか全てのクオリティが高く感じて、読んでいて主人公に感情移入しやすかったり自分と重ねてみたり とにかく読んでて楽しかった!!
題材通り原石みたいなものを作家に感じる良い作品だった。台詞なしで語るシーンが多く、読みやすい。等身大の学生の考えに感情移入がしやすい。先生のキャラだけ漫画的な良い人すぎて少し浮いていたが、それだけ他の登場人物がリアルだったということ。すごい。
俺の感想
主人公の大倉に対する振る舞い・表情から主人公の考えや感情が感じ取れるのが良かった。
だから主人公と大倉の絡みとか、大倉を見る主人公のシーンが読んでいて面白く先が気になって
楽しく読めた。
キャラの心理を深く描いているところに好感が持てる。
殺人鬼玲凪 暁はむる
冴えない主人公の幼馴染である学校一モテるヒロイン。
主人公はヒロインが殺人を犯し続けていることを知っていた。


ネット上の感想
すごいなこれ、主人公達に好感持つ要素一個もないじゃん。殺されるやつもっと糞人間にしないと共感できないよ
殺人鬼玲凪って漫画が実質天気の子だったので「割とええやん」になった
正直犯罪を犯した人は罰を受けるべきと思っているのでこの作品は受け入れられませんでした。
そこまでするほど好きな理由も描かれてないし。2、3ページの見開きの意外性と絶望感はよかった。
乙一氏のカザリとヨーコ思い出した
こういうの割と好き
全然良くないんだけど「良かった!」という気分
冷静に考えると全然良くないんだけどそれでも「良かった!」と思わせる力が有るという事
アクションがもっと上手くなればもっと凄いことになると思う 期待
この驚き系の導入でタイトルに「殺人鬼」って入れちゃったの、どういう判断なの?ネタバレでは?
あと、1頁目のここにタイトル文入れちゃった編集は反省して。
ラストが勝ちっぽく終わるバッドエンドなのは意表をついてて良い。
けど、ハルキの翻心は正直納得しづらいかな……
渡辺潤を感じたのは気のせい?ジャンプが弱いラブコメ分野に、バトルを導入したすばらしい作品ではないかと。股間を攻撃された警官の表情に爆笑したので、ギャグもイケる人なのでは?ファンタジーではなく、現代人のバトルを描ける人なので貴重では?
刹那的な逃亡劇だけど、逃げる2人は追われる恐怖に怯えてるんじゃなくて、まるでデートの最中かのように楽しそうなのがまた…。作中で犯したヤバさが映えて良い
いいのか!?いいのか!?って思いながら読んだ 面白いのでヨシ!
初っ端のインパクトで笑ってしまって最後まで楽しく読めたんだけど、この漫画を認めたくない真面目な自分もいる。
導入のヒキは良く、これからどうなっていくのか期待を持てる作品だった。倫理観が悉く壊れている登場人物たちが織りなす無法者たちの逃避行なので、悪いことしてる奴なんて死んでも良い、そんなジャンルを喜んで応援できる人にはとてもハマるんじゃなかろうか。
俺の感想
これってすごく怖い漫画だと思う。
爽やかに描いていていかにもハッピーエンドにしているけど作者はこれが本当のハッピーエンドじゃないことをわかった上でそういう描写をしていそう。
いじめの後に花瓶が置かれてるシーンはテンポが良くて笑った。
バーン・トゥ・ラブ・ユー 加藤九郎
照れると体が燃える病気にかかった主人公。
初めてできた彼女と仲良くしたいのに、彼女と関わると照れて発火して彼女を危険にさらしてしまう。


ネット上の感想
ヒロイン可愛い、発火に絡めた同級生達のネタリアクションもいい味出してておもしろかった。鎮火の勢い笑ったわ
燃える恋心のってアイデア1つからこんだけ笑わせてドキドキさせてくるの、天才じゃん
地味にギャグが全部刺さったな 「何言ってっかわかんねーよ!!」と「いやつーかボヤ騒ぎ」とキスできなくてギャラリーにキレられるシーンが特に好き
風間ちゃん、好き デザイン超好き
プールに飛び込んでのキスでずっと強かった風間ちゃんがちょっと照れるのめちゃくちゃ好き
穂村がヘタれたときの圧好き ねぇ オイ
好きw ズボンなんで燃えねんだよという話でニヤニヤさせられたw
いいよなあこういうの素晴らしい 「お互いを思いあう」をギャグにしつつ賛美しつつという感じが良い 良い
直球なラブコメ。
これぐらいど直球でイチャイチャするのは逆に珍しいから好感モテるけど、「燃える」→「困る」以外のパターンがなくて、展開に捻りが足りなかった印象。
どうしてもネタとしては出オチなので、搦手を見たかった
体が燃えるので水中でデートします、ぶっちゃけ最初に思いつきそうなネタなので、もう一つ二つ山が欲しかった。
登場人物に好感が持てて、女の子が可愛い作品。下手に凝ってないところが読みやすい。導入も気になるし読むコスト低めで楽しめる。
俺の感想
消火器をかけられてる場面などコミカルで面白いシーンが多かったのが良かった。
絵柄も相変わらず見やすくわかりやすく読みやすくて良かったけど、主人公も彼女もあんまり
特徴が感じられなくて、読み終えてあまり残るものがないと感じてしまった。
私と薬師様の旅 おせりゆうと
人の体に樹木が寄生する病樹と呼ばれる症状が蔓延る世界と病樹から人々を救う力を持った主人公の物語


ネット上の感想
敵の造形が禍々しくて素晴らしい。ちょっと青年誌寄りだけど迫力のある画力も見ものですね。
怪異モノの王道感はあるものの、怪異の表現と洟心様のキャラの見せ方が好み
全体的にセンスパワーを感じたので次の作品が楽しみ
おおこれはこれでという感じ
独特さを獲得できており緊迫感のある話も作れている
あとはカッコイイ敵をだせればもっと良かった ただこれはこれで良いんじゃないかなという感じのする話だったと思う
怪物が微妙に解読可能な文字で喋り、なおかつそれが意味のある言葉だと意味を見出しちゃうので、内容は気をつけないとノイズになるね(冒頭で病樹が「バイパス沿い」って言ってるから終盤まで現代が舞台だと思ってた)。
絵は文句なく上手いし、木に憑かれる描写もエグさが出てて好き。
ただ、やっぱ解決までの研究期間「十数年」がな……短くない?
いや、勝手に冒頭の舞台は現代だと勘違いしたのはこっちなんだけども。
あと、完治したから旅、ではなく治療のために旅、も何故?薬を研究するのでは……?
よかったなー。大義ってなんだ?病樹ってなんだ?世界観が気になってくる構成。すごい!すごい!って無邪気にはしゃぐ洟心さま可愛い
掲載おめでとうございます~……!タイトル回収と書き込み量と起承転結がすっごい好きなんですよね あとキャラクターの葛藤が 好好好
敵の造形が禍々しくて素晴らしい。ちょっと青年誌寄りだけど迫力のある画力も見ものですね。
絶対いつか連載して欲しい。 特殊な病と能力者、っていうジャンプの定番を、独特のデザイン能力と、めっちゃしっかりしたストーリー作りの構成で支える名作。「本人の語り」がパーフェクトに生きる展開最高
一見すごくカロリーが高そうな作画だが、内容はシンプルで明快、登場人物も無駄がない、クリーチャーの表現に独自性があってすごい。読むのが難しいクリーチャーの台詞表現にストレスを感じてしまうのが勿体無い。乗り切れば面白い。場数踏めばすごいことになりそうな作家。
俺の感想
すごく良い漫画だった。
読んでる最中の満足感、新人の作品とは思えない。
読み切り漫画なのに大きな化け物を倒して終わりではなく、主人公が背負うもの、その果て、
さらにそこからの解決まで描かれていて重厚な内容に感じられる。
あの始まり方から後半に繋がるのも熱い。
すごく良いものを読んだ気分になれた。
BANG! 平たくみ
殺し屋や賞金首など危ない連中が集まる酒場。
そこに最強の賞金首の名を自称する10歳の少年がやってくる。


ネット上の感想
少年が大人をバッタバッタと薙ぎ倒していく爽快感。
過去作がよかったので期待してたけど今作は方向性が違う感じ
でもすごい読みやすくはなった
ファンシーアンドロイドが一番好きかなあ 「泣きながら高速でなんか書いてるアンドロイド」がハッタリ効いてるしキャラの魅力に繋がってて良かったので
こう、銃撃戦が描けていない感じがした
オダッチのWANTED!かSAKAMOTODAYS読んだ方が良いと思う
もしくは銃を出さないのも手だと思う
ただし「キラークイーン」の兄が「キラーキング」というセンスは大好きなので頑張ってまた読み切り描いてほしい
マッシュルのフォロワーだ!が第一印象。
マッシュルと違って「レオは何ができるのか?」が分からないまま話が進むからマジで展開に応じてレオのパワーが決まってしまったのが残念。殴って地割れ作れる筋力があるのにマシンガン相手に隠れる必要は無くない?
地割れの後の「バーカウンター引きちぎってマシンガン防ぐ」展開を考えると、地割れ不要だったんじゃねえかってなるのもモニョったかなー(店主を連れ出す展開にする為に店を破壊したとしか思えない)。次回作に期待。
以前掲載したファンシーアンドロイドが凄く印象に残っていた作家の新作。内容は既存漫画を研究して一般少年ウケをターゲットにしてそうな内容で、読者層は以前より広げられたと思う。反面、独自性は以前の方があったので、今回は経験のための一作という印象。
俺の感想
テンポが良くサクサク読めた。
美しいリボルバーのくだりのセリフとか笑って読めた。
マッシュルが好きな人にハマる漫画かもしれない。
来訪者おこめ 木城藍斗
大学生の主人公が長いこと放置していた米袋の中から謎の生物が現れる。
おこめと名付けられた生物は食料でもゴミでもなんでも食べる。


ネット上の感想
キラキラかわいい絵で誰も救われないバッドエンドの読み切りあって自分の性癖にぶっ刺さった…ずっと頭の片隅にミギーだ…とか思ってたけど
人外×人間漫画超好き。 来訪者おこめで辛くなって泣いた。
2頁目読んだ瞬間に想像つく通りの展開
オチはこの手の話にしては捻ってた感
個人的にはおこめのデザインがグロくて好きになれないので作品も好きにはなれない
連載だったらデザインキモくても話数かけて可愛さを描写できるのかね
『来訪者おこめ』はかわいかった 1番好きかもしれない
可愛くもあり不気味でもあるキャラデザでハートフルを感じる切ないストーリー。
メインキャラが可哀想で不思議な感情になる作品。
本城藍斗先生の来訪者おこめのおこめが可愛すぎてもう…
来訪者おこめ好き。
得体の知れないものとの遭遇、芽生え始めた気持ち、喜んでくれると思ってしたこと、自責、葛藤、わからないこと、失ったもの…弱いんだよこういうの〜!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(泣)
絵も好き〜!
『おこめ』を読んで号泣してしまった……ペットの不始末はちゃんと自分でどうにかせんかい!!!!放置すな!!!!悲しむのはペット自身なんだぞ!!!って気持ちに
びっくりした……!トリ捕ラエ人が印象的だったからこういう方向で来るとは思わなかったけど良かった 寂しさの表現うめぇ〜! 主人公の感情の動き方も好き おもしろ〜
私の好みからはかなり外れている
ただしこの不気味な感じだったりそこに哀愁を漂わせたりというセンスは優れていると思う
私の好みからは外れているけど巧みな漫画なのは間違いないという感じ
マグちゃん的なノリだ!と思わせておきつつ、後半にアクセルベタ踏みで加速をかけてからのスピード感がすごい。取り返しがつかなくなって、主演怪獣だけでここまで描けるのかと脱帽。
おこめを「顔パーツは口しかないけど表情豊か」に魅せる技術は最高クラス
可愛いねえ。黒丸なのに、目であり、口であり、顔である。上手い。
誰だ「キュートでラブリー!」ってつけたの!!騙された!途中までほわわ〜ん、先輩達出てきて(主人公の代わりにやっつけてくれるのかな?)と思ったら想像の斜め上すぎた。
「ごみ」のコマが1番好きで1番辛い。最後に自分を責めてしまう主人公が辛かった…前作も読みたい
とにかく読者の記憶に残るように描かれてる印象を受けた作品。記憶に残るって一点だと1番だと思う。反面、ある程度予想はできてしまったり、主人公の行動に好感が持てなかったりで後味は良くない。そういう漫画を一回描いてみようという経験のためだと思うし全然良いと思う。
俺の感想
怖い流れになりそうだと思っていたら本当にそうなって笑った。
そうなりそうだとわかっててもおこめが大きくなってるシーンはインパクトがあって良かった。
だいぶ気持ち悪いデザインなのにおこめをかわいい、かわいそうだと感じられる。
読み終えてハッピーエンドで終わってほしかったと悲しくなれる作品だった。
天寿保険の狭山さん 浅井おくた
善行と引き換えに命を守る「保険」の契約を人間と交わすことを目的とする死神の主人公。


ネット上の感想
浅井おくただー結構安定しておもしろいなこの人。天使がよかった
要所要所に散りばめられたセンスあるセリフに吹いてしまう。
やっぱ安定してますなあ
ジトクもそうだったけどネタのセンスが大好きなんですよね 小ネタも好き
今回は天使さんの雑なキャラめちゃくちゃ好き 満潮めちゃくちゃ笑った
「心の中まで人に気を使う必要はないでしょう許せなくてもいいんですよ」 良い!
このセリフ凄く良い!
個人的にストーリーだったり設定は「んーそうかー」という感じだったのだがこのセリフが凄くよかったのでトータルプラス大大大
これを言えるっていうのが素晴らしい
「こうあるべき」から外れている感じが良かった 良い
面白い。おこめとこれが2トップ。
読み味としては吾峠呼世晴先生の短編集に載ってる「蠅庭のジグザグ」がかなり近いんだけど、天使のキャラが良い化学反応を起こしてて、ガッツリ「暴」を行使しても殺伐になりすぎず空気を和らげている。良いキャラだなー。
「いや満潮ですけど」は1コマで取る笑いとしてはかなりハイセンスなので、このノリを鍛えれば本誌で戦えると思う。いっそ縁切りスラッシュとか無く、「人から見えないのと、探知能力はあるけど解決は基本的に暴力」ぐらいまで思い切っても個人的には良い。
濃密でいてでもさらっと清々しさを感じさせる雰囲気が読んでいて心地良いんだよなあ。好き。
短編集出してくれんかな。
めちゃくちゃ面白かった…!絵も好き…苦労気質もやさぐれタイプも好き…
天使と死神というよくある題材ではあるのだが、登場人物の行動がオーバーだったり、やりすぎとまではいかないギリギリのラインを攻めるギャグが小気味いい漫画。既存漫画へのリスペクトを感じる。
俺の感想
それぞれのキャラクターに味がある。
セリフも毒があるものが多くて好きな人が多そう。
結構軽いノリで進んでいく漫画だけど「結果こそが真実」とか「幸福は気の持ちよう」とか
何気に良いセリフが多い。
篝里嶺家の令嬢 銀堂智
令嬢として生まれ抑圧された日々を送る女子中学生の主人公。
そんな主人公の元に、主人公にだけ見える拳銃が現れる。


ネット上の感想
少女は第一歩を踏み出しただけだけどその一歩に激動の心情とエネルギーが溢れている。
絵柄に心のパワーが現れている。
不穏な空気からの温かいラスト 良いじゃない!
ただ「あ、そういう感じなの!?」というのはあったがw
まあこういうのも良いんじゃないという感じ
篝里嶺家の令嬢、表情の描き方がたまらんな…!ほの暗さのある絵柄もまたすてき
めっっちゃかっこよかった
構図がいちいちかっけ
手を挙げてる時にしている引金に手を掛けたポーズが、緊張とか束縛を解くって意味合いなのかな?
前知識があるとさらに楽しく読めて面白かった
話自体は結構ありふれているものだけど、小道具の使い方が美味しい。
確実に1歩前に進んだ感じがあって好き
心理の切り取り方が絵でも文章でも鮮烈で刺さるし、構図も面白い
開幕から結末までずっと引き込まれっぱなしでした
面白い!
起承転結凄くよかったし何より銃を持つ絵面が面白い。
心に勇気が出る物を持つのはいいなぁ。
ストーリー、登場人物に不快な所がないのがとても良かった。作画はかなり人を選ぶカロリーの高さを感じると思うが、葛藤の演出とかは凄く良い。この人しか描けなそうな独自性は感じた。
俺の感想
「それは新手のボケなのか?」のシーンはかなり笑った。
結構雑な線で描かれている絵に見えるけど読みやすい。表情も良い。
主人公の心情がしっかり伝わってくるから入り込んで読める。
拳銃が誰かを撃ったり自殺に使われたら嫌だなと思いながら読んでいたけどそんなことはなく
爽やかな終わり方を迎えてくれたのも良かった。
OHITSU 丸山暁星
まずすぎる米しか作れない百姓の娘である主人公。
米がまずすぎて年貢としてカウントされないため、どんな米でも美味に変えるという伝説の具「ツナマヨ」を探す旅に出る。


ネット上の感想
めちゃくちゃおもしろかった…絵も上手い。ところどころ画太郎ぽさを感じた、デブの乳首がちゃんと描いてあるとことか。
雲の書き方だけで作者が分かりますね。すごい才能を感じます。
理解が追いつかない展開と世界観。こういう独特の作品ってハマるとハマるんだろうな。
ドラゴンロウリュに続き我が道を行く丸山先生の新作、既に謎の安定感がある芸風が確立されていて面白かった
斜め上を突っ走ってるけどテンポ良いし話の起伏もしっかりしてて読みやすいんだよな
出来ておる 出来ておる喃 という感じ
正直早く本誌で連載した方が良いと思う
素晴らしいの一言
漫 画太郎の遺伝子を感じる
「いざという時に足がすくんで対処が遅れる!」に笑ってしまったw
本当にすぐ連載してほしい もはやそれだけの力を有している
のっけから出てくる炊飯器、家族で一人だけ顔が濃すぎる親父という掴みから始まり、文化が違うわぁ……、気持ち悪いくらいムキムキになったのにボスをおひつに丸投げしてくる茶太郎など、読切ギャグとしてはかなり好み。時代感覚を破壊してくる。
ただ、代原で読めば面白かったってなるだろうけど、連載するならもっとなんか武器欲しいな……
やっぱこの人の漫画どういうテンションで読めばいいのかわかんねえ!!!!!
絵の読みやすさは凄く、何の漫画なのかよくわからないけど作者のセンスを遺憾なく爆発させた漫画。今までの作品の中で1番バカなことをやってるので、もっとエスカレートするのか、もうちょい抑えるのか今後に期待。
俺の感想
おひつちゃんが可愛い。こんなふざけたことばかりしている漫画なのに魅力的な女性キャラが存在しているのが驚き。漫画太郎の漫画みたい。
本来の目的であるツナマヨは特にストーリーに関与せずただ主人公がトラブルに巻き込まれてるだけの漫画なのに所々のセリフやイベントが面白いから楽しく読める。
っていうか、この前のジャンプGIGAでドラゴンロウリュを読んでからこの作者のファンだ俺。
この作者の漫画が読みたいがためにウンコマンが掲載されてるジャンプGIGAも買って読んでウンコマンもめちゃくちゃ面白かった。
個人的にかなり期待している作者。
ホメロとアリス 武鴨樹
両親を失ったアリスの元にとてつもない力を持ったホメロが現れる。
アリスはホメロの姉となり世話を焼くこととなるが・・・。


ネット上の感想
ほんわかした表情、ゾッとする表情…描き分けがすごい…キャラクターの心情がものすごく伝わってきました。 ストーリーや設定も面白かった…! 続きが読みたい。
一緒に暮らしたいという純粋な気持ちと涙に心打たれる。
絵と漫画がうめぇ〜 すごい読みやすかった
マジで絵上手い オチも好き
こちらも出来ておる作品
微笑ましい絵とかお母さんの顔が怖い所とか凄くよい
ただ耳が赤くなったところそのシーンで小さく描いていてほしかった感はある
まあけどこれは重箱の隅 こちらの作者様も早く連載してほしい所
冒頭でファンタジー世界かと思ったか!?アリスが強さも思考も全部ぶっ壊れてるだけで普通に現代だったのさ!!かかったなバカめ!という斬新なブッ込まれ方をした。
科学の力で作られた現代の怪物より田舎の村娘が何の説明もなく強いの、作者の「罷り通る」という気迫しかねえ
ストーリー的にはマジでアリスがやりたい放題するだけなので、シュリーナさんがエロいという武器を活かしつつ独自の強みが出せるスタイルを模索して欲しいですなー
母親を不必要に悪役にしてるせいでメイン二人にグッと来なかった。
でっかい弟と強気な姉のコンビはいくらあったっていい
超巨大になったとこの見開きいいですね~~………ラストも耳が映って終わるのも好き
絵めっちゃ好きな感じで話も面白く読んでたんだけど、クライマックスのシュリーマの「より富を‼︎より富を‼︎」のセリフでシリアスなのに笑っちゃったやんwww
ホメロとアリスが1番面白かったかな。
展開はTheジャンプの設定だから どうしても既視感が湧いてしまうけど それが無かった。
もっと絵が上手くなれば化けると思う
わかりやすいキャラ設定とわかりやすい展開のファンタジーでしっかりバトル漫画してるのは今回の中だと珍しい部類で良かった。戦闘描写が上手で何がどうなってるか読みやすい。主人公の力のルーツは知りたかった。
俺の感想
嘘をつくと耳が赤くなる設定を何度も利用しているのが良かった。
「なぜここに来た」の掛け合いがかっこいい。
「アリスと暮らしたい」のシーンは胸に来た。
タタリビト 三好真太郎
人々からの信仰を失ったことで怒りに染まり人々を祟り始めた神を殺すことを目的とする
2人の兄弟が活躍する物語


ネット上の感想
絵上手…… 導入が超強いし面白かった
話自体は王道だけど普通に病気治って兄貴がヘラったりが挟まってたからわくわくしながら読めた
終盤の展開が割と唐突感あったからマヤちゃんの掘り下げ欲しかったけど読切だしねえ
絵が上手いし良くできていると思うのだが「神は人間の信仰心を失ったから力を失う、狂う」という設定が正直ものすごく好きじゃないのでのめりこめなかった
人が神に頼らないからもはや神はいないという話も物凄く好きじゃないからなー
まあここら辺は個人的好みだから聞き流してほしい
上記の通り絵が上手いので良いと思うというのが正直な所
このままこの絵をもっともっと描いていけばチャンスがあると思う
ジャンプ伝統の「黒幕の教主」……! 生きていたのか貴様……!
これが昔ながらのジャンプの読み切りって感じ。
まあ、そんな訳なので徹頭徹尾「見たことある感」が付き纏う……クッソ雑な仮設病棟跡は好きだけど、作者が見せたいの絶対ここじゃない
冒頭の扉絵でもうだいぶカッケェ…だったけど、作中もずっとカッッッッケェ…………だった
面白~~!!!連載してくれ!!!
イージーもジョージも無神論者で自分の価値感を信じてるってとこがまた良い~…。
ダブルチーズバーガー食べたい
一見凄そうな漫画。全体的に頭身が低かったり顎が長かったりはするのが気になるけど、クールっぽい主人公コンビがスタイリッシュに能力バトルする所は今回の中では珍しい。数年前によく見た感じで懐かしい感じがする。
俺の感想
信仰されなくなった神が人々を祟るという設定が良い、
ラスト付近の人生は無意味だ以降のセリフが好き。
エヴァっぽかったりハガレンっぽかったりDグレっぽかったりでどこかで見たような
設定とかデザインが多くてこの漫画のオリジナリティがそこまで感じられなかった部分はあった。
Hit-Eat-Crycling はくむ
親の仕事の都合で殺し屋に命を狙われる主人公。
その殺し屋はターゲットと30日間共に食事をとったあとに殺すルールを持ってた。


ネット上の感想
独特さがあり良いと思う
構図が良い
アクションが何をやっているのか良くわからない感じはあったが迫力があるから良し!
迫力が実際一番大事 このまま突っ走ってほしい
暗殺者のディナーは可愛いんだけど、今回は筒井先生と題材被ったのがちょっと辛かったね……
30日同棲する殺し屋、何が問題って、殺し屋を宣言することだよなあ。
冒頭で死んでた男も同じ環境だったんだろうか?
30日の間も暗殺のふりを続ける理由がしっくりこないことも含め、全体的に描きたい絵は分かるけどストーリーわからん、みたいな印象になっちゃったなー。
あと敵役のギロチン君はこう、大変申し訳ないんだけど西尾維新作品に出てきそうなやられ役というか……
食事シーンそこまで印象的でも無いな…
かわいい絵柄とガショガショ動くキャラクターがとってもハマっててすき
ディナーちゃんかわよ
既存漫画へのリスペクトを感じる軽快なアクション漫画。
ありふれた殺し屋題材としてはなんかファンが付きそうな可愛い絵柄でよかった。
キャラの倫理観は置いといてノリに乗れたら楽しめる作品だと思う。
俺の感想
決めゴマがしっかり作られているしコマ割り構図も読みやすく作られていて良かった。
キャラデザもそれぞれ個性と作者独自の味が出ていて良かった。
安心できる環境で安心できる人に殺されるのが幸せというのがヒロインにある仕事の流儀っぽいけどそれが優しさなのか何なのかがあまり伝わってこなくてヒロインのキャラクター性があまり
掴めない部分が俺はあった。
あと本当に安心できる人になりたいならなんで30日が来るまでの間も攻撃をするのだろうかという疑問もあった。
金鍔夜行 覚丸源太
焼き菓子「金鍔」が生前の頃から大好きだった妖怪の主人公。
百鬼夜行を抜け出し金鍔を求めて夜の京都をうろつき始める。


ネット上の感想
主人公たちが人間味あふれる妖怪なのは新しい。
悪役が店潰そうとする意味がよくわからんかったけど金鍔は食べたくなった
これめちゃくちゃ好き!
善人も悪人も妖怪もどいつもこいつもいきいきとしてて楽しかった〜!
キャラが良いだけじゃなくて話のメリハリがしっかりしてて読みやすい
百鬼夜行の設定もいい 面白いなあ
これは完全に俺の趣味の問題だけど、食い物の比喩に糞を使うのは敵役であってもやめてほしいかな……妖怪軍団も、実は良いやつであること以外にフックが無かったのもなー。
展開がシンプルなのでキャラを濃くしてほしかった。
めっちゃよかった… ああいうギャグとシリアス要素ちょうどいい作品好きすぎる
アンケート入れなきゃ
見開きや大ゴマの満足度がむっちゃ高いな……プラスして敵役が現れてきてからの台詞回しも嫌いじゃないです
金鍔でこんなに話が広がるとは。
ギャグ多めの緩急ついた漫画で面白かった!
見た目に反してめちゃネチネチしてる邪鬼丸先輩、くん付けで呼び合う妖怪たちがかわいい。
テンポ良くてよかったな。金鍔食べたくなりました。
萩羅の旦那かっこいい!妖怪たちの妙な人の良さが好きでした
キャラの良さを生かした人情もの。
ふとしたサブキャラがいい味出してる所が良かった。
女性の顔の不安定さや肝心の金鍔の描写などに勿体無さを感じるが、ストーリー構成はとても綺麗で光るものを感じた。
俺の感想
蛇鬼丸先輩の説教シーンは笑った。
妖怪仲間も先輩も良い奴として描かれていたのが気持ちよく読めて良かった。
読み終えて金鍔が食べてみたくなる漫画だった。
ドラゴンになりたくない 早川洋太郎
心拍数が上がるとドラゴンになる女の子とその幼馴染の物語


ネット上の感想
ラブコメ向きな可愛い絵柄。照れてドラゴンの尻尾を振るシーン可愛い
初めてかもしれん ちゃんと適切なバチを与える超越者を観たのはw
まあ空腹で倒れたらしいから可哀そうではあるが
微笑ましさが良い
可愛いを描くことがちゃんとできていて素晴らしい
このまま頑張ってほしいタイプの漫画
ツンデレ属性だ……!
流石にツンデレはもう古い気がするが、ここまでくると一周回って新しくなるのか……?
主人公側になんの特徴もないので、ヒロインの可愛さで押すしかないんだけど、「ドラゴンになる」の活用の幅がもっと欲しいかなー
エッめちゃくちゃかわいい~~かわい~~!!!!
面白かったーこのまま連載狙えそうなラブコメですね
可愛い男女を温かい目で見守ることができる漫画。ページ数が短いので話の導入はありふれた感じで、終わり方もありふれているが、女の子が可愛く描けているため、目を通す読者の数は多いと思う。
俺の感想
ドラゴンになるシーンがそれぞれ迫力があって良かった。
本家ドラゴンの見た目やセリフも重々しくそれっぽさがあって良かった。
最後は何が起こったのかよくわからなかった。女の子が感情を自制した?
飼育王ドリトル 植村達也
猛々しいライオンが病に倒れ人気が低迷している動物園。
そこに「飼育王」が現れる。


ネット上の感想
今回のGIGAで一番連載に近いのこれじゃね?って個人的に思ってます。
キャラも立ってるし絵も上手いし。
GIGAとは思えぬ安定感
偉大な父親の影響がプレッシャーになってるライオンってだけで笑えるのに解決策がちゃんと筋道立てられててすげえ……ってなった
良いんじゃないだろうか
ドリトル博士が動物と言葉が通じていた所までちゃんとパロディで来ているのが素晴らしい
「滅びないかなぁ世界…」をライオンに言わせるセンスも素晴らしい
ドリトルの登場シーンは結構好き。……なんだけど、登場シーンが一番面白かったのはダメな気がする。解決策も「へえ〜」とはなったけど、笑える訳ではないんだよなー。
動物の問題を解決するコメディにするなら、「面白い会話シーン」が見たい
個人的に結構ツボなんだけど何がツボなのか分からん……勢い??
猫みたいなライオンいたらかわいいわよね
飼育王ドリトルは、読んでてニコニコしちゃいます。
園長を筆頭にメインは癖の強いデザインだけど、モブ達は普通にシュッとしてて絵がきれいだなあ。
ネコの魅力に人は勝てませんね。読んでて楽しかった!
漫画を描き慣れてる人が描いている印象で、個性的な絵柄。作品は型破りな主人公を好きになれるかどうかで評価が分かれそうな感じ。この作家のギャグでない他の作品はすごく見てみたい。
俺の感想
動物園のためでなく動物のために動く主人公に好感が持てる。
気弱なライオンの特徴を逆手にとる解決法もスッキリできて良かった。
口に手を突っ込むシーンもしっかり後に繋がっていて良い。
それぞれの豆知識を混ぜながらいろんな動物で話を作っていけたら連載しても面白そう。
この漫画は動物を愛らしく描く必要があると思うけど、個人的には作中の動物をかわいいと
感じられなかったのが残念だった。
他のジャンプGIGA感想記事
前号の感想記事
次号の感想記事