ジャンプGIGA 2021 SUMMER 感想まとめ

2021年7月26日に発売されたジャンプGIGA 2021 SUMMER。

ジャンプの増刊号であるこの雑誌には、新人作家の漫画が掲載されています。
本記事ではそれらの漫画の紹介と、ネット上の感想をまとめました。

忍スラップスティック ミウラタダヒロ

ライバル忍者の2人は偶然にも同じ学校に在籍し一般人を装っていた。
互いが互いを忍者と証明する戦いを繰り広げる中・・・

ネット上の感想

話はいい意味で「なんて馬鹿だろう」と嬉しくなったw バカを極めてるよなあ素晴らしい

全力で吹っ切れてる感じがとてもよかった

メチャクチャ面白い。エロ寄りのラブコメによくあるラッキースケベ=忍びの絶技に昇華したあたり、やはり天才か…! ラスト付近の見開きは声出して笑いました。ぜひ本誌連載を!

敵役にオネエ口調キャラを充てる所に歴戦のエロラブコメ漫画家の力量を感じる。白を基調としたコスチュームはとても素晴らしいので週刊連載する時にも残して欲しい。

頭おかしくて(褒め言葉)笑っちゃった

エロコメのメタ的な表現を劇中の設定に多少強引だが矛盾なく取り込んでいてめっちゃ面白いのだが(;^ω^)

連載経験者なだけあってGIGA読んだことない人にも興味を持ってもらえるような素晴らしい導入。
男女平等に戦い、男女平等に裸体になると言うバランスの良さは随一で、エロに至る因果も丁寧に描画されており流石でした。
「理由なきエロは身を滅ぼす」と言いますが、見事に理由づけ出来ていた。

俺の感想
局部が隠れるメタ的な演出をキャラが狙って行っている部分が新しくてよかった。
お色気シーンの描写が魅力的なのでエロ漫画を描いていただきたいと個人的には思う。

天使にキスを 片岡誉晴

夢を見ることを諦め消極的な思いで生きている主人公の前に
夢を追い求め一切妥協しないヒロインが現れる

ネット上の感想

表情が良い
変わった描き方なんだけどだからこそなんか迫力がある感じが良い 「味」がある
話としては「ふーん良いじゃない」という感じ
「俺は!お前は!」ってのが良いですね 余韻が良い

作中の「凄い美人」とか「本物の天使に見えた」とかを漫画で魅せてほしかった

美術や演劇は題材としてはありふれてますが、すれ違いがあったまま男性側が一方的に影響を受けながら終幕するといったストーリーはなんとも言えない切ない感情を抱きました。
やや感情移入しづらいキャラでしたが、異色な終わり方をした個性的な漫画だったと思います。

俺の感想
描きたいテーマが伝わってくる。
キャラそれぞれの思想をしっかり表現したい思いが感じられた。
ただ、主人公とヒロイン両方にあまり好感を抱くことができなかった。
どちらもキャラに沿った思考・行動をしっかりとっていると思うけど、読んでいて応援したい気持ちになれなかった。

Hello, my robot ATSUX

宇宙船の故障で未知の惑星に墜落した主人公は
地球へ帰還するための助手として壊れたパーツからアンドロイドを作り出した。

ネット上の感想

ATSUX(あつばつ)先生の「Hello my robot」めっちゃ好きだなぁ! ストーリーも絵も超好み! 「HUNTER × HUNTER」と「チェンソーマン」好きで映画好きなの納得! 林田球先生、弐瓶勉先生、鳥山明先生、リドリー・スコット監督なんかも絶対好きなんじゃないかなぁ_(:З」∠)_

ATSUX先生の「Hello,my robot」が格別に面白い。
話の流れ的に予想できる感じではあったしあるある〜って思ったけどまごの手の使い所とか、息しないで!に対して「もともと息してない」のツッコミとかw真面目そうな漫画なのにギャグのセンス良

やりたいシーンがあるっぽいのは良い、もっとロボットと主人公の絆が深まっていく過程を描いた方がよくないか?

GIGAロボ三作品のうちの一つで、全く喋らない系ロボ。
そのため絵で表現する必要があり高難易度だと思うが、バトル以外はすんなり何をやってるかを理解しやすい画力の高さが良かった。淡々としたストーリーなので緊迫感や起伏がやや欲しかった。

ロボが良いですね愛嬌がある
メカデザインは何となくドラゴンボールの影響を感じました
それをちゃんと自分の物にしてる感じが良いですね 絵がカッコよく、それでいてジーンとするストーリーなのが良かったです 面白かったと思います

めちゃくちゃおもしろかった。
AGK-21648の行動が健気すぎて泣けた。画風も背景とかが機械的じゃなくて好きだった。

この有り合わせの機材でつくった機械って感じたまらんし、世界観も1人と1機が寄り添っていく過程もいいな……右手を抱き締める博士のコマ本当に良い
それからオチ オチすき

俺の感想
顔のアップなど似たような構図が多かったのに読みやすく感じた。
壊れたパーツで即座にアンドロイドを作れるところから主人公の天才ぶりが感じられるのも良かった。

サドンデス 麦野太一

砂の海が広がる惑星
人間は居神兵というロボットのような家の中で暮らしていた。
械獣という化け物を倒して居神兵に必要な油を調達しながら生きながらえる人々。
そんな中ロケットを作り地球を目指す集団がいて・・・

ネット上の感想

可愛いとカッコイイを両立した絵柄が良い
コマ割りが読みにくい感じはあったがOKOK
荒廃した世界を愛嬌がある雰囲気と絵で構成しているので絵としては魅力的だったしね
決めゴマとかカッコよかったし違う話を読みたいなと思わせてくれた

なんといってもこの画力
世界は広く美しく、バトルは大迫力で格好いい!
野暮ったくて愛嬌があるのに動くと格好いいロボデザインも好き
ストーリーはダイジェスト気味だったけど、世界観とキャラは十分見せてくれたので大満足

世界設定が魅力的で、かつ画力も異常だと思います(全部アナログらしい)。
ストーリーへの没入しづらさとか戦闘描写がどうなってるか分かりにくいみたいな部分はありますが、「そんなん追々どうにかなるっしょ」みたいな感じで将来性だらけの作家さんだと思いました。

これはこれで世界観の「ゆるやかさ」が出てた気がする 全体的に微笑ましく熱くを両立出来てたのが良かった

今回、トップクラスに好きな作品。
適度に感傷的で、あとは舞台が砂漠ならではの広い空間を感じさせるハデなアクションの応酬が楽しかった。

俺の感想
油を求めて化け物と戦い続けなければいけない世界観が独特でよかった。
野菜とかの食料が美味しそうに見えて生活感も感じられる。

CHAIN 外薗健

刺激を求めて人殺しを行う極悪忍の討伐依頼を受け
チンピラみたいな忍と力士みたいな忍が街へ繰り出す

ネット上の感想

印象的な場面に背景の奥行きを感じさせる絵を配していて本当にNARUTOが好きなのだなあと好ましくなった リスペクトとして自分の力としてそれを使っているのがいい

センターカラーの絵から既におもろい。

力士の相棒キャラがとてもよくできている。
技エフェクトなどの格好良さもあり、パラ見でもストーリーが入ってくる読みやすさが良い。
反面、主人公が出るまでの序盤が冗長だったり、所々のコマを拡大縮小しているのか線のまばらさが気になった。

茶をグビグビ飲むとことハンバーガーあって「イエーーイ!!!」のギャグは好き。笑った。
クロが髷を結ってる必要性も無いし、敵キャラがブレっブレだしなー。
肉弾戦の決めゴマはめっちゃカッコいいから、なんか原作つけてヤンキー漫画書いてそうな未来が見えーる。

俺の感想
警察抜刀隊がかっこいい。
かっこいいのにすぐにやられてて笑った。
フライドポテトを喉元に突きつけるシーンなど、目を引くセリフ・シーンが
複数あって退屈することなく読めた。
最初のほう、力士のキャラ付けに対して「しょうもな」と思ってたけど
読み進める内にどんどん力士を好きになっていけた。
主人公は力士でよかったのではないかと個人的には思うくらい。

お前は一生そのままだし変わらねーからなバーカ 鈴木陸士

それぞれの人間が謎の生物をパートナーとして持ち、力を得ている世界
主人公はパートナーの力を借りて人生を成功させることを目論んでいたが、母親が保健所から連れてきたパートナーは期待していたようなかっこよくて頼れそうな見た目ではなく・・・

ネット上の感想

この後味良し
雰囲気がちゃんと統一されていて「こういう漫画だな!」という面白さがある
悲しく救いが無いように見えつつも生きていて…というやるせない感じがしんどい
しんどいがしんどさを味わう漫画という感じが良い

タイトルはギャグっぽいが実際はダークな世界設定にて理不尽を受けた主人公が力を得る復讐劇。
割と内容は真面目なのが良いとは思うが、タイトルや作家紹介ページで読む前からマイナスのバイアスがかかってしまっているのが勿体無い。略称おまいつ。

このタイトルで決め台詞がコレじゃないことある!?!?
絵が下手なわけじゃないと思うんだけどなんか読んでて不快なのよ……モンクのキャラデザとか焼けた主人公がリアリティラインに対してエグすぎるとか。 嫌なオバハン書くのめちゃ上手いの何???

ストーリーめちゃくちゃに面白かった!後もう少し画力があったらもっと分かりやすくて衝撃度が高いだろうなぁって思った…!ぱっと見で状況が分からないのは勿体無い気がする

おお……読み味………でも爽やかさがあるの不思議
ラスト、パートナーを依存と定義していたモンクが手伝うか?って聞いたとこも、リッチがその返事を「いいや」って断ったのもいいな、変わってくんだろうなぁ

クリーチャーや、人生舐めたクソガキを描かせたらピッタリの絵柄で、絵の強さを感じましたね。
ところで、リッチくんはこのあとボンボンの父親に復讐されそうだけど、モンクとともに力強く乗り越えていくんだろうか。

俺の感想
めちゃくちゃテンポよく読めた。
自然と目が進んでいく感じ。
絡まれていきなりへりくだるシーンなど面白い場面も多く楽しく読めた。
主人公がホームレスを助けに行くところはキャラの一貫性が感じられなくてテンプレ展開が始まった感じがして残念に思ってしまった。

河童の幸乞い DODOTAN

水族館に収容され見世物になっていた河童。
最初は興味の目を向けていた人々も月日が経つごとに河童をただ気味の悪いものとして見るだけになっていた。
そんな中、河童に輝きの目を持ち続ける1人の少年が現れる

ネット上の感想

お互いのすれ違いがテーマだと思うがそのすれ違いの気付きがドラマチックでないのが問題
ただこの独特な感じは買い

河童が今の幸せを主張するほど、傍から見ると外の幸せを求めてるように見えてしまう って部分を都合良く解決しようとせずに、すれ違い、通じ合い、最後の幸せに繋げていてすごい
外の世界の寂しさの描写、檻の中の幸せの描写が好き

思想と思想のすれ違いが最終的に合致してゴールに向かうという構成がとても良い。
河童にとって外の世界が恐怖で暗闇だったり、細かい心情描写を絵で説明するのが丁寧で、不思議な作品だった。

好き。あー好き。
河童のコーラに対する感情移入のさせ方上手いし、外の世界の表し方というか黒の使い方が良いんだよ……。
コーラのデザインは妖怪然として不気味寄りなのに、描写が巧みだから可愛く見えるの凄いよなー。

お金をたくさん与えられてて自由だったけど幸せではなかった幼少期と河童の境遇が重なって河童のことを理解するとこ好き。

コーラへの感情移入できたしとてもわかりやすく最後もハッピーエンドでまとまりあって面白かった!固定観念を押し付けられて自由を与えられたときに、自然に返された描写も今までと一変して背景が真っ黒なところも心理的に暗くなる状態と相まって絶望が伝わってとても良きでした!

寓話っぽいなと思いながら読んでた。
このすれ違いは心に刺さりますね。
主人公が代償行為に至り、後々自分の過ちに気づく過程が丁寧だし良作。

俺の感想
正直終盤は若干ついていけなかったけど中盤までかなり楽しんで読めた。
児童文学のような温かみがある作品だと思う。
ミノルが河童の気持ちを勘違いする展開が妙に生々しくて悲しい。
そのもどかしさ・悲しさをしっかり感じられる漫画だった。

モノノケの狩人 千木チキ

強く優しい狩人「半兵衛」が行方不明になり
別人のような性格と弱さになって帰ってきた
村人の中で唯一半兵衛を怪しむヒロインだが・・・

ネット上の感想

絵のかわいい感じが良い
それに対して進んでいくストーリーが結構壮絶なのも良い 読ませる力を感じる
課題は戦闘描写
決めゴマが可愛らしさに引っ張られている気がする
ここをもっとカッコよくできたらオダッチになれると思う

主人公が色んな意味で良い性格してるw
シリアスとコメディを2:5でジューサーにぶちこんでミックスジュースにしたみたいな雰囲気すき
最後まで読むともう一度頭から読み返したくなる面白い作品だった

361pのスクワッニなど、愛されキャラクターの描画がとても上手。
反面、敵来襲の緊張感が無く、コピー能力だけで敵を倒せてしまうと今後の敵も全てそれで倒せてしまうため、劣化コピーながらも知略や仲間を使って一枚上手を行き倒すなどと言った論理バトルが欲しかった。

ワニ兵衛可愛いし、主人公の物語としては1番好きかも。
「剣」のシーンの構図とか良かったんよ!

緩めの絵がこりゃいい〜
読みやすいと読み進めていったら思ったより内容がズッシリしててギャップが〇
病気かぁ…とは思ったけど、なによりこのどんぐり村の住人の順応力高すぎないか?と思ったけど半兵衛もいいやつだったからこそなのかな?って納得して読んだ!

優しさで溢れているのが良いですよね。
敵のモノノケ以外は善良な人しかいない(その敵ですら、どこかコミカルなデザインだし)。

俺の感想
いろんな表現の要点を抑えられている絵柄のように感じる。
基本可愛い絵柄だけど、かっこいい絵はかっこいいし怖いところは怖い。
序盤の描写だけで半兵衛がみんなに慕われるようなキャラであることを実感できた。
「落ち着けっかよ」「任せな」などセリフの癖も魅力的で良い。
半兵衛とワニの関係性も好感が持てる。

究極兵器まみたそ かみだしゅんいち

魔王の復活と世界の終焉が予言され
人類はそれに対し適合率70億分の1、人類代表1人にのみ搭載できる究極兵器を開発した。
究極兵器に適合した女子高生まみと、その親友ゆきの物語

ネット上の感想

導入のわかりやすさはとても良く、変に暗く無く明るく「友情っていいよね」って感じられる漫画。
魔物デザインも不気味で良い。反面、世界設定が壮大すぎてキャラが振り回されており、ご都合的に配置されている所があるかなと感じた。

最終兵器彼女ですよね?と思ってたら良い意味で裏切られたし、その後も前半で見せたコンプレックスが絡んでたりしてて、読んでて襟を正したよね。
2人の泣き顔がエモくて良かったんで、ショタ主人公描いてほしい。いや、ゆきペーのキャラデザ好きだけどこの人のショタが欲しい。

タイトルでは想像できないほど内容詰まってておもしろかった。
ただシノセンが魔怪だという伏線とかフラグがあってもよかったと思った。

J Kの描写が一昔前な感じもするが、逆にそれが味になってると思う、スパダチが妙にツボにハマった

うおおおお!まさかの対怪獣!技名がJKが安易につけたダサさのある感じがめっちゃ笑った!w
スパダチ…心情は超繊細???かな??って思ったけど、まあTHE女子な終わり方でした!

俺の感想
序盤からのぶっ飛び具合が気持ちいい。
安っぽくなりそうな設定なのにかっこよく面白く描かれているので冷めることなく読めた。
先生に呼ばれた後のゆきぺーの1コマだけで「もしかしたら先生のことが好きなのかも」と
感じられ、絵だけで状況が認識できる表現力も感じられる。
ゆきぺーが魔王だった展開もインパクトがあり話の盛り上がりどころが複数設定されていて良かった。

ドラゴンロウリュ 丸山暁星

サウナの焼いた石に水をかけてパサパサするやつを極めている主人公の元に悪の組織に父親を殺されたヒロインがやってくる。

ネット上の感想

「俺は奴らに定期を奪われた」この空気好き
一見ゆるい絵柄なんだけど描き込みが凄く相当頑張って描いているのが伝わってくる感じも良し 迫力もあって良かった

現実を少しずらしてファンタジーにする世界観は嫌いじゃないし最後の勢いで押し切るのも悪くなかった。

タイトルの語感の良さが素晴らしい。
アホらしいことを全力でやって決めるところは画力で物を言わせる感じが気持ち良い。
あまり不快感のないギャグ描写が良い。妙な自然なエロもなんか受け入れられてしまう不思議な作品だと感じました。

ギャグかと思ってたらちゃんとストーリーあっておもしろかった。先がありそうな展開とキャラデザがよかった。

リアルとフィクションを切り離したわけじゃない世界観だけど、とにかく訳がわからないまま進んで、訳が分からないまま終わっていくの軽率に最高だった笑 ロウリュイイよな、、温泉行きないな熱いな…って思ったまま読んでたら知らぬ間に物語終わった感じだった

笑っちゃったのめちゃくちゃ悔しいな………。
ずっと何だこれ?と思いながら笑っちゃったな 風呂だけに熱い展開になっていくのずるい

完全に意味がわからなかった
ユルユルとぬるま湯的なふざけた雰囲気でハートフルに進んでいくので変な漫画に免疫さえあれば読みやすさはあるしべつに嫌いでもない読み味
この意味がわからない感じを大切にそのまま進んでほしい

俺の感想
面白かった。
ずっとふざけてるのに真面目なストーリーが展開されている感じが楽しい。
セリフや展開にそれっぽさを持たせられているから成せる業だと思う。
セリフも絵もいろんなコマが面白い。
家が揺れてすぐに布を片手にかっこよく戦闘態勢に入ってるシーンとか個人的にすごく好き。
ヒロインのデザインも奇抜さはないように思えるのにおっぱいが大きいからか印象に残る。

黒羽の矢 三次儀彰

霊感が芽生え妖怪に狙われるようになってしまったヒロインを
主人公が助ける

ネット上の感想

独特な感じは良し 例えば一コマに同じ人間の台詞とアクションを何度も描くところとか面白い
ただバトルとかはもっと精進した姿を見たいかなという感じ
日常パートで出ていた独特さが減っている感じがした
あと主人公の過去と先輩の評価がキーになっていると思うのだがちょっと弱い気がした
日常パートの独特さをストーリーとかでも出せるようになったらもっと面白くなりそうなので期待は大きい

前作に比べると激古い絵柄をブラッシュアップしていて努力を感じる。が、まだ古さは残っており、無駄なうんこ描写などは作者のこだわりなのだろうが、それだけで敬遠してしまう読者も少なからずいると思う。主人公にあまり好感を持てず、読みづらいと感じる部分が結構あった。

アクションかっこいい!
カメラワークぎゅんぎゅん回る漫画が大好きです私
白羽の矢と黒羽を掛けたネーミング好きですなぁ、妖怪がカラス名を聞いて放り出すとこ良い

何だろうギャグ漫画でもないのにキャラの表情一コマずつ変えすぎててテンションについていけなかったしそのせいか絵柄も前半と後半で違ってすごい読みづらかった。
載る前にもっとブラッシュアップできたと思うけど。

俺の感想
カラス天狗の登場シーン、ヒロインを助けに出発するシーンなど
決めるところで魅力的に決める絵力を持っているように感じる。
上記2シーンの絵はかなり好き。
でも所々でめちゃくちゃ適当に描いてるような絵柄になったりしていて
狙ってわざとそうしているのかもしれないけど個人的にはそれがイマイチに感じた。
1つの作品の中でいろんな絵柄を持った漫画だ。
あと主人公がヒロインに共感する理由をしっかり描いているのが良いと思う。
それが主人公とヒロインのキャラクター性にもつながっている。

Gravity Free 石川理武

無重力の特殊能力を持った大統領の娘と、そのお守りを任せられたSPの主人公。

ネット上の感想

すごく読みやすくて全然疲れない。漫画描くの上手いってこういう人のこと言うんだな。

違和感なく読めて面白くて、パパを殴ったシーンはスッキリした!
戦闘シーンも上手くて良かった〜!!

少し古めの時代背景にも関わらず、キャラとストーリーの「わかりやすさ」が文句無しです。
新キャラは1ページで大きく出す、無重力状態はエフェクトを付けるなど、読者が読みにくいと感じそうな部分を事細かに潰してきてる印象を受けました。

グラビティ・フリーはやっぱ近年の中でも相当面白い部類の読み切りだと思う
反面、最後の方詰め込まれていたので4ページくらい増やして 「以上」のシーンとか 最後のコマとかを見開きとかで見たかった そんくらいしか改善点見当たらない

『仲良くしようアシュリー』の頁と、『場所さえ変われば~』のアシュリーちゃんの表情、突入シーンの迫力、共闘開始の1頁、ラストのアシュリーちゃんの笑顔が特に好きです(絞れてない)

孤独な少女との交流物語は読切の王道ですな。
主人公、ヒロインともに好きになれるキャラ造形がされていて純粋にレベルの高い作品だなと。
無重力を交流方面でもアクション方面でもちゃんと活かしてて、いや〜隙のない良作ですわこりゃ。

アシュリーちゃんシコいですね!!!
絵柄が好きだなー。洋画のような台詞回しが舞台設定にピッタリだったし、無重力ガンアクションも良かった。

俺の感想
アシュリーが主人公に心を開くきっかけが些細なものなのに自然な流れに感じられてよかった。
他の場面も話の運びに無理がなくしっかり作られた漫画であるように感じた。

ねじお 末永洸

物体に寄生し様々な効果をもたらす寄生虫。
それを求めるヤクザに雇われている頭のネジが飛んでいる殺し屋の主人公。

ネット上の感想

ジャンプGIGAは『ねじお』が好きだったけど、どうしてもタツキ先生みが強いのでオリジナリティやオマージュでも消化して我がものに出力する強さがもっと出てきたらいいな。期待。

素晴らしいのがねじろうが良い奴じゃなかったということ
「やるじゃない!」ととても嬉しい気分になった
そう、そいつが良い奴だとおかしいんだ
よくできているなあと感動
本当に「やるじゃない!」という感じ

○○の寄生虫という設定は可能性を感じるし、ねじの寄生虫と外れている主人公は巧いと思う。

「頭のねじが外れたやつの脳を物理的にねじで締めると普通になる」 この設定だけでご飯3杯はいけるのに、見せ方がめちゃくちゃ上手いし迫力もすんごい
寄生人間も夢広がるし一番連載で読みたいのはこれかもしれない

ねじが外れてるやつに対してねじをぶっさすみたいなアンサーはめっちゃわかりやすい。
決めゴマとかの迫力がとても良く、闇稼業のダークな世界設定の漫画は食傷気味な所があるが読みやすかった。

頭のネジが外れたヤツ×ネジでこれまた読切の王道である人外バディ物ってのも発想が面白い上にちゃんとキャラクターに活かせてて良い。
決めゴマをしっかり決めてくるから満足度高いですよコレ。

俺の感想
ネジの寄生虫がネジの外れた頭に寄生する展開がユニークでよかった。
組長が死体に銃弾を撃ち込み続けるシーンはおぞましい雰囲気がよく描けている。
「普通」とは何なのかを問いかけるような展開があるけどこれがこの漫画の大きなテーマなんだろうか。
それともちょっと入れただけの要素か。
その部分があまり印象に残らず結局主人公が暴れるだけの漫画に感じてしまった部分がある。

月の兎は飛ぶらしい 丸十字千尋

ある日急に天使になって帰ってきた友達。

ネット上の感想

ラストの宇宙服越しの演出が良いですね
宇宙服の持ち主の表情を描かず話相手の表情を「映す」ことで逆に観客の感情を揺さぶっている

所々の台詞回しにセンスがあるのが良い。
後半の過去描写以降に具大的なバックボーンが語られるのも良い。
反面、キャラへの感情移入とか時間の経過とかが少し読み込まないと入りづらいという印象を受けた

名前の紹介の仕方が良いね
途中まで主人公の名前が分からないけどちゃんと回収されるの 読んでて気持ちが良い

魅せ方がすっごく良いな…2回目読み返したら伏線結構貼ってあってびっくり
「運悪くその場にいた 男子学生が1名死亡」のモノローグもタイトル回収も気持ちいいハマってていい

1年前に入ったページの過去の夏の見せ方、飛び降りるときの吹き出しの見せ方で虚無感を積み重ねてからの見開き「バカじゃねーの!?」があまりに良い
神様はロマンチックでねの部分もいいし振り返った景色の綺麗さもラストの会話もすべてが最高 大好きなセンス

俺の感想
主人公が自殺しようとしていた事実が意外で面白かった。
他にも主人公と友人の関係性など、謎に包まれた部分が解き明かされていく後半は読んでて気持ちがいい。
羽原に対しては本音を言ってしまった部分など細かい心理描写も良かった。

フユノヒ 藤川大毅

人間に迫害される鬼の女の子が、雪山に独りで暮らすじいさんの元にやってくる。

ネット上の感想

藤子・F・不二雄のSF短編集の読切1話と同レベルの満足度があった。
人種差別問題を人間と鬼に置き換えて表現してる。
主人公のガンコで偏屈なじいちゃんが物語通して差別を止めるようになるんだけど、若者じゃなくて年寄りなのが更に良い。

面白かった。いい話ってやつ、オチまで綺麗だった。
ちゃんと伏線張って回収してたのが良かった。好き。

頑固じじいとぐいぐい来る女の子のやり取りにほっこりv「アリスと蔵六」を思い出すな~v

鬼の娘と爺さんの関係性が徐々に縮まる過程はとても印象深く、童話とか絵本でありそうな話。
鬼になる姿は後ろ姿のみだったりする描写も好きだった。
反面、人物の顔が平面だったり、殺害が報道される異常な世界から最終的には平和になる設定に対する納得は少し難しかった。

主役2人をじっくり書けてるし、書かなくていい部分の取捨選択がしっかりされてるから読み味は良い作品だったなー。

おあ~温かい読後感…!
少女もお爺ちゃんも多くは語らないけど、でも家族の形をを形成していく過程がすごく丁寧でよかった…良い… 雪崩に立ち向かうシーン熱いな~!

終着駅を前にした老人の視点による異種間交流の話。
ところどころハードな描写があるものの、過度に重苦しくも感傷的にもならず、淡々と進んでいくのが良かったですね。

俺の感想
女の子の表情が豊かで魅力的に描こうという意志が伝わってきた。
「え・・・笑ってないじゃん・・・」のシーンは笑った。
じいさんは最初ダメだっつって扉を閉めてたのに女の子が普通に家の中にいたり、鬼とはいえ夜の雪山に子どもを放り出すような冷酷な一面を見せてきたのになんかそのあとちょっとテレビを見ただけで普通に女の子を受け入れたりしてて個人的にはキャラと行動に疑問を感じてしまった。

スイァフリクサ ぼく

一番強い戦士が神の生贄となる風習を持った村。
村の戦士はみな神の生贄となることを誇りに思い望んでいる。
主人公もその1人で今年1番の戦士になれると期待されていたが・・・。

ネット上の感想

滅茶苦茶面白い ヴィジュアルが良い 大変良い
檻かあ!って感じが良い
あと檻に入っている人がめっちゃ怖いアンちゃんなのもよい ラストでグラサンしてたのも笑ってしまう

スイァフリクサ面白い…キャラが好みという贔屓目を除いても無駄のない構成かつアツい展開で読んでて気持ちよかった

スイァフリクサが一番好みでした
目つき悪くてかっこいいムキムキという私の癖ど真ん中の男エバディセが最高だったしホーもセクシーでかっこよくてよかった!
セリフ・モノローグのリズムが良くてドキドキしました 
かっこいい男たちの友情をありがとうございます

クリーチャーがちょっと残念だったけど、意外性のある展開やオチも良かったしキャラも立ってたと思う。次回作にも期待。

読者が没入しづらい導入から後半の追い上げが見事で、対クリーチャーのバトルの描写の上手さが随一でした。
ただこの世界にいるアツい奴らを伝えたい!って作家の気概を感じました。
他にもこの人の作品を見たいと思わせるぐらい、魅力的な話と画力だと思いました。

主役2人は魅力たっぷりだし、神の禍々しさも素敵だし演出は上手いし、エピローグが洒落てて、読了後晴れやかな気持ちになれるしで最高なんですよ。
キャラクターの行動理念に惹かれると読んでて楽しいわぁ。

台詞がどれも美しいしキャラの動機も設定も全てに無駄がなさすぎる
獣の皮を被った化物のデザインも秀逸
脚は指で持って動かし口は腹に大きく開く 視点によってはおぞましく視点によっては神々しい
2人で並ぶシーンも鳥肌 単純に絵がめちゃ上手い 何者?

面白かったですね。
逸脱者として鼻つまみ者のエバディセは、実は合理的な考えの持ち主で誰よりも真実を見抜いていたところや、戦士としての矜持が好敵手を神に捧げることを許せなかったホーの描写とか。

俺の感想
神の供物になりたいという1コマ目から興味を惹かれた。
神のデザインが気持ち悪く恐ろしく思えたし変形したところも戦闘に起伏が感じられてよかった。
最後にメイン2人が日常的な話で言い争っているシーンが面白いし安心できてよかった。

バイオリン姫 林守大

働かず暴力を奮う父と病を患う母を持つ主人公。
バイオリンの才能を持つ主人公は、母が病死した日、家を出て一人で生きていくことを決める。

ネット上の感想

執念で父を追い詰める娘に戦慄!怖っ!けど見ちゃう!

物語としてとても綺麗。全体的にハイレベルで周囲には善意として認識されている行動が実は悪意全開であるとか「誰でも思いつきはするけど形にできない」系の作劇で率直に巧い。

かわいい女の子がゲスい顔しながら(と言っても真っ当に努力してる部類)ロジカルに「奇跡」を起こしていく話、みんな好きでしょ。あと絵が上手い。女の子がかわいい。

目力…目力が強い!かっけえ… 殺意を持って努力して間接的に復讐するのすごい好きです。
圧倒的な才能と執念で合法的に(?)復讐を果たす感じが大好き。
クリスマスのモノローグに痺れました。最後の笑顔めっちゃゾクッとする…

バイオリン姫スッッゲエぞ!!!!!!
新種の古典童話(エグイ)が生み出されたみたいや!!!!!!!

リベラの執念と計画性が怖いし、それを語る眼の描写がエグい
じわりじわり追い詰められる父親、相当ダメージ受けただろうな、見事すぎるよリベラ

文字の少ない後半ページがいっそ語っていることは多いっていう。良かったなぁ

復讐劇を間接的に行うということでなかなか見ない設定にオリジナリティを感じました。
後半に行けば行くほど一枚絵で表現される演出が優れていて、小気味良い。
序盤台詞を詰め込みすぎなページが結構あるのが少し勿体無いですが、編集者次第でめちゃ成長しそうな作家さんだと思います。

「有名になってあいつを苦しませる」をこれだけ徹底的にやり遂げた作品を見たことがない
偉大なる善意の行動で一人の男を死に追い込む展開も演出もゾクゾク来るのに、ラストの台詞がもう完璧 その崇拝を私に寄越せって台詞のセンスも、ここから成り上がる説得力もすごい

俺の感想
よくできたお話だと思う。
世にも奇妙な物語で短編ドラマとして作られても面白そう。
隔離病棟に入れられてまでもレコードという形でやってくる主人公の怨念が恐ろしく感じられてよかった。
音楽は店内BGMやラジオなど、至るところで流されているからそれを復讐に使われると確かに怖いものだなと納得させられる。そんな発想は全くなかった。

Mr.ZONBIE 加藤優汰

ゾンビが存在する世界。
感染力を持たず理性を持ったゾンビの主人公がとある村にやってくる。
そんな中、ゾンビと共に村を滅ぼしに来た政府の悪い集団が現れて・・・。

ネット上の感想

ふんふんという感じで読んでたんだけど見開きで「素晴らしい!」と思った
ページの使い方が上手い 印象的にさせたい部分を大ゴマ、それどころか一頁、二頁使って読者に突き付けている感じが力を感じる

今時珍しいワンパークのゾフィ的な主人公。
終始笑顔で何かに怒りを覚えるわけめもなく、あまり好感を持てる行動をしていない。
咬ませ犬の敵役を倒してエンドしたため、特に驚きがなかった。
さらに一段上のボスがいそうでいなかった。

連載版レッドフードやサムライ8と同じように「背景にキャラクターが埋もれてる」漫画。作品自体は悪くはないけど本誌にアンディってキャラが既にいるのが残念

俺の感想
最後に敵キャラと仲良くやってるのが明るくてよかった。
「生きてるのが一番だから無駄なこと考えず適当に生きとけ」という信条は同意できるけど、ストレス発散で他人の家を壊したり村の仲間を見捨てろというのはちょっと行き過ぎてて好感が持てなかった。

amane 佐藤ヨウキ

世の女性の美しさに心を打たれる幼稚園児の主人公。
主人公はそんな女性たちに対し何かお礼をしたいと考え、1000円札を渡す計画を立てる。

ネット上の感想

好き放題やって素晴らしいわあなた! って感じ
本当に好きに描いている感じが素晴らしい 見ていてニヤリとさせられた
好きなように描き好きなように終わらせる あんたカッコいいぜ!

倫理観ハミ出し過ぎ;
このご時世でどういう育ち方したらこんなイカれた漫画描けるのか心配になってしまう。
作品としては普通に面白かったです( ;∀;)

主人公の気味悪さが突出しており、オリジナリティに溢れていた。
オチはともかく、途中途中に挟まれる「確かに」と思わせといて実際の行動はから回るみたいな展開はギャグっぽくて斬新。

俺の感想
絵に独特な味がある。
キャラやストーリーも同じように独特で良い。
ただ個人的にはその独特さにあまりついていけず、ずっと変なことを言ってる主人公を冷めた目で見るだけになってしまった。

とびだせベジクレ! 原作:きんりく 作画:だて

漫画を描いている小学生の主人公。
ある日漫画のキャラクターがノートの中で勝手にしゃべりだした。
更には漫画で未来を記すとそれが現実とリンクすることも発覚。
最初はキャラクターと友達としてしゃべることを楽しんでいた主人公だが・・・。

ネット上の感想

演出が非常に秀でている
本当に秀でているのだがお話の整合性が弱い感じがありそこが課題な感じがした
株価わかるんならなんで漫画家やってるの?とか宝くじ当てられるのに何で3等聞くのという感じで 
ただこの演出力は非常に素晴らしい この演出力に強い話を作れたらもっと面白いだろうから期待

とびだせベジクレ面白かった! 世にも奇妙な物語で実写化いけそう!

斬新なメタ的な演出がなされた奇妙な作品。
きちんと最後ダークに走らずハッピーになったのも良かった。
幼少期にオリキャラとか作ったことある人には、なんか刺さるものあるんじゃないかな。
キャラは変われない。

俺の感想
序盤、同じ構図なのにキャラのセリフから主人公の変わりようが伝わってくる部分が面白い。
段々不穏になっていく変わりようも先が気になって良かった。
最後主人公が漫画に閉じ込められたときはまさかのホラー展開かと思って驚いた。
そのあと主人公は心変わりをするけど、漫画を描いていた頃を思い出して~の部分が主人公には響くものなんだろうけど読んでいるこっちにはあまり伝わってこなくて急に改心する展開にはあまりついていけず納得できないものはあった。

ROBOT RONDO 西村隆生

人類が滅びロボットが支配する世界。
1人だけの人間として生き残った主人公はロボットを装い人間であることを隠して生きていた。
そんな中、同じようにロボットに紛れていた人間と出会い・・・。

ネット上の感想

お話はベタだが演出力があり怖いなと思わされるものだったのは良し
絵の大ゴマの不気味さが売りだと思うしそこ良かった

綺麗で残酷でサラッとしてて、とても良いラストだった。

GIGAロボ3作品の中では1番良かった。
叙述トリック的な奇妙な物語で驚きがあった。よく見ると前半にヒントとなる台詞があったのを知ってゾクっとした。世にもに出ても良いと思う。

ミスリードと裏切りが上手すぎる
画力の説得力と見せ方のお陰で、使い古されたネタでも新鮮に騙される そしてあのゾクッとくるオチ 改めて読むと「腹減って身体の動きが悪くなる」とかちゃんと違和感ポイントもあるんだよね
完成度が高い読切

「人間ってバレる~!!!お腹鳴りそ~!!!」の台詞回収が鮮やかすぎる…!
ロボの世界で人間は自分だけ、でもひょんな事から出逢った少女が人間だから、周りのロボも人間なのではと思い始めた主人公の考えはその通りなんだけど、そこから二転三転するとは思わなかった

俺の感想
星新一のショートショートみたいな、さくっと読めてオチを楽しめるお手軽に読める短編だった。
最後の描写もわかりやすくオチが伝わってきて良い。

勇者先生 和邇

魔王を殺すための勇者を育てる学校、勇者学校。
その生徒の1人である主人公は先生に恋をしていた。
魔王を倒すため生徒総出で討伐の旅に出て・・・。

ネット上の感想

この陰鬱とした感じは良し
子どもの顔に魔王の触手が貫通する絵とかのえげつなさが良い
可愛い絵柄だからこそ感じられる残酷さがあってこの人は自分の強みをよく理解しているなと思わされた 悲しく、宿敵を倒したのに救いが無いように思わせられるこの雰囲気が独特で優れたものを見せてくれたんだなという感動を覚えさせられた

コマ割り見やすくて簡素な絵だけど迫力がある不思議な作品だった。
既存作家を色濃くリスペクトしてるようだけど、所々オリジナリティもあり最後のページの主人公の悲しい表情などはなかなか描ける人いないと思う

序盤ははっきりいってド下手クソな絵だな〜って思ったのにアクションのクオリティが跳ね上がったり後半一気に引き込まれてしまう・・・

牧歌的な空気感からの落差がすごい…ジェットコースターです……
舞台装置的な魔王も魔王の格がつええデザインで良きです
読切ならではの読後感でなんも言えねぇ〜〜〜!ってなりました

俺の感想
後半からかなり入り込んで読めた。
あっという間に生徒が死んでいく様子が生々しく描けていて良かった。
そして先生が自殺を図る中、見事魔王の首をとってくる主人公の構図も悲しい。
魔王の首が再生するところは怖かったしわくわくした。あの辺は一体どうなるんだと特に先が気になった場面。
結局先生が主人公のことを思い出してくれなくて悲しい。
悲しくて後味が悪いはずなのに読後感が良い。
いろいろと思いを馳せられる漫画だった。

ラストマメデッポウ 丸十字千尋

殺し屋の姉弟。
ある日2人は父親に呼び出され・・・。

ネット上の感想

素晴らしいw 何が素晴らしいって親父の目的がちゃんと完遂されている事よな
なんとなんとオールハッピーエンド いや部下の人は冗談じゃないだろうけどw
こういうタチの悪い流れ素晴らしいと思います そこからの爽やかなラストも良し 面白い!

親も息子も娘も一貫して家族で特に安易な悪役で終わらなかった父親の描写が一番いい所だと思う。
次の作品にも期待。

マメちゃんがかわいくてやられたしハトの涙ボクロにやられた。好き。
冒頭の喧嘩しながら無双してるシーンでこの漫画好きなやつだと確信しました。
『メリークリスマス 父さん』 の見開きかっけえ。『ジャキ』の文字もかっけえ。なんかもう色々かっけえ。

キャラの相関関係がすぐわかりやすいのがとても良い。
台詞の中に「w」があったりとノリきれない台詞回しなどはあるものの、わかりやすく決着つけてるところはとても良いと思う

主役2人のコンビとしての書き方は1番良かったと思う。

俺の感想
男女2人の物語で姉弟関係というのがそんなには見ない設定で新鮮に感じられた。
家族を殺せるのが最強の殺し屋という設定がなかなか納得できる理屈だしうまいこと話の流れのカギになってて良かったと思う。
2人が仲良くじゃれてる様子を面白く感じられていれば2人のことを好きになれてかなりグッとくる展開に感じられたのではないかと思う。
正直個人的には2人のじゃれ合いにはあまりついていけなかった。

赤の宅配便 はくむ

ある秘密を持ったヒロインが悪い奴らに狙われる。
そんな中、ヒロインを実家までお送り届するために雇われた一流の宅配員。

ネット上の感想

多分BLEACH好きだろうなあと思ったw
戦闘が上手いなあと感心
アクションの最中いちいち気持ち良いコマが見やすい所に配置してくれていて力を感じた
上手いな~という感じ
蝉のシーンとか絵も上手いしコマの配置も上手い

もうちょっと設定とか削って分かりやすくしても良かったのでは?
第三次世界大戦後とか必要とは思えない、勢いは良かった。

レドのキャラデザが好き。
ギザ歯…いい… やべえ奴っぽいキャラが主人公の心を揺さぶる言葉をかける展開がすごい好きです。
レドかっけえ。 『REDDEMON』の文字オシャレすぎでは???
高層ビルにバックで突っ込むとかいうトチ狂ったの最高ですありがとうございました

終盤の一枚絵の迫力などがとても良い。
ただ、第三次世界大戦後である理由とか文明レベルもよく分からず、主人公の倫理観について行けないので、何にせよカッコよく邪魔するものはぶっ倒すノリを楽しむ漫画って感じはしました。

主人公より敵の方がキャラとして魅力的に見えちまったなぁ。
「自己紹介はしない実行することのみ伝える」「奪う」のシーンとか痺れたもん。
ギャーギャー喋る主人公ってタイプが嫌いなわけじゃないんだけど、なんか会話してるのに独り言延々言ってるようなキャラなのよね……

俺の感想
プリキュアみたいなヒロインのキャラデザがジャンプであまり見ない感じで新鮮に感じられた。
敵キャラもデザインや設定に力が入っている。
それにより戦闘中の掛け合いがかっこよく中身のあるものに感じられた。

炎影と月帝 阿黒巧煕

妖を退治する使命を持つ家系に生まれた主人公。
ある日、同じ使命を持つ家系のヒロインが凶悪な妖に魂を奪われてしまう。
家に伝わる宝具を使えれば力が得られるが、主人公の家系は宝具に認められず扱うことができず・・・。

ネット上の感想

デビュー作ですでに画力が高いということがほんと凄いことだと思う。 現時点では感情移入のしづらさ、ストーリーの理解のしづらさがあり、キャラクターの関係性が見えづらい所がありますが、編集者次第で実力がどんどん上がるだろう作家さんだと思います。

絵はめちゃくちゃ綺麗なのに序盤でハイ説明ハイ説明と詰め込むせいで物語に入り込めないのよなー
あと絵は上手いがアクション何してるかどんな状態かはわかりにくく感じた。

絵が上手い
戦闘シーンが多すぎる気がするが能力バトル物というよりは絵の迫力を楽しむバトル物という感じなのでむしろ能力の解説を排除したのは良いことな気もする ここら辺難しいよなあなどと思ったり

心情が手に取るように伝わる表現力が良いですね。
雰囲気のある絵柄に浸りたいところなんですが、コマ内がなぜか窮屈で読みにくいのが残念だったかな…。

俺の感想
初っ端ヒロインが殺されて始まる展開が新しくてよかった。
敵との戦闘が始まるシーンは主人公が抱く復讐心・怒りが感じられてよかった。
宝具を使うための条件が「自分のためじゃなく誰かのために戦う」ってのはありきたりすぎるように感じた。
そこにもっと納得できるような設定が欲しかったと個人的には思う。

Nine-ナイン- 宮武翼

超能力者が存在する世界。
告白した対象にダメージを与える能力を持った主人公が営む相談事務所に家庭内暴力の相談がやってくる。

ネット上の感想

自分にしか描けない物を描いている感じが良し
そして自分にしか描けない物で人を楽しませる才能を感じる 素晴らしい
この独特な感じが良いですね これでもっと話作れる感じがします

ギャグ自体は序盤と終盤は合わなかったが家に入ってからのノリは嫌いじゃない
まあどの層(この食い合わせこそが好きなコア層か、もう少しシリアスが緩ければ笑える層)に合わせるかですね

ギャグセンスがツボです。シュールというのかちょっとズレた感じのネタでめっちゃ笑いました。
ワキガて。異能系漫画の設定にあるまじき地味な弱点wwww『
ドアは使い捨てじゃねェんだぞ‼︎』がキレッキレで好き。 癖になる絵。いい表情ばっかりだ…!!

ナインは絵はあんまりうまくないけど良い感じで肩の力抜けてて良かったな 
話と絵がうまく噛み合ってて
銀魂なんかも絵はそこまで美麗じゃなかったけど話の雰囲気と合ってて面白かったし
ナインもそれに近いものを感じた

ノリが受け入れられれば読みやすいし面白い漫画だと思う。
作風は新しいし個性的。
ところどころのギャグだけなら良いが、本流のストーリーをギャグで濁されると「今まで見てたの何やったんだろ」みたいな気持ちになることがあるので、ギャグの扱いは難しいな〜と感じました。

メインの!お話は!結構!面白いのに!ギャグが!超!ツマラねぇ!
少年の部屋に入る件のギャグ丸々いらないだろコレ。
親父の弱さとか息子の反応とかは良かった分、主人公の能力が完全にノイズじゃないですコレ?

俺の感想
お母さんが実はいなかったこと、息子がそれに気付いていたこと、親父が優しかったことなど、意外なポイントが複数あって刺激を感じながら読めた。
作品の中に入るギャグは結構癖が強く合わない部分はだいぶ合わなかったけどワキガのシーンとか笑えた箇所もあって良かった。

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