読みやすい絵柄と王道的な設定「DEMON TUNE」紹介

2018年からジャンプSQで連載されていた漫画「DEMON TUNE」。
本記事ではこの漫画について紹介していきます。


DEMON TUNE 1 (ジャンプコミックス) [ 小玉 有起 ]

DEMON TUNEの基本情報

DEMON TUNEは全4巻構成。

2018年からジャンプSQで連載、のちにジャンプ+に移りました。
作者は「ブラッドラッド」などで知られる小玉有起先生です。


現在、小玉先生は2020年に放映予定のアニメ「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」に
キャラクター原案として携わっているようです。

あらすじ 忍者と妖精が悪い奴らと戦う

こちらが本作の主人公「小雪丸」です。

彼は忍者で、高い戦闘能力を持っています。

そしてこちらが相棒キャラの「フラン」です。

彼女は妖精で、治癒能力を持っています。

この治癒能力が理由でフランが怖い人たちに拉致されるところから物語は始まります。
この世界には「魔法」が存在し、悪い魔法を使って悪魔の力を手に入れる人間がたくさん現れます。
その悪い人間たちと、「小雪丸」「フラン」のコンビが戦っていくわけですね。

万人受けする絵柄・王道のストーリー

本作はデフォルメの効いたキャラデザで、かわいくシンプルに見やすく描かれています。

線が太く構図もうまいので読みやすいですね。
絵柄にアクがなく、男性でも女性でも大人でも子どもでも受け入れられそうな絵です。
小雪丸もフランもマスコット的なかわいさがありますね。
また、ストーリーも、特殊な力を持った少年と妖精が苦難に立ち向かうという
今では逆にあまり見ないくらい王道な作りになっています。
休日の夕方に放送されるアニメみたいな雰囲気がありますね。

戦闘シーンがかっこいい

かわいらしい絵柄ですが、戦闘シーンは躍動感がありかっこよく描かれています。

また、本作には敵味方ともに様々な能力者が登場し、それぞれの特性を生かし戦います。
それらの能力がどのように使われるのかを見るのも面白いですね。

小雪丸とフランの関係性

メインキャラである小雪丸とフランの掛け合いも魅力的です。
不愛想で堅物な小雪丸と、明るくてさっぱりした性格のフラン。
この2人に絆が生まれていく過程を見るのも面白いですね。

高い構成力

本作は1つ1つの流れやストーリーが綺麗に構成されうまくまとめられています。
1つの設定を別の事柄に絡めたり、それらを収束させ話を綺麗に終着させたり、
物語がきちんと作られていますね。

特にキャラクターの性格が丁寧に描かれていると思います。
キャラクターがぶれることなく物語の中で動き、話に影響を与える。
なのでキャラクターの行動や展開に納得しながら読めます。

まとめ 少年漫画の王道的面白さがある漫画

読みやすい絵柄と王道のストーリー、全体的に高いクオリティでまとめられた漫画です。
アニメ化などしてもっと多くの人の目に触れてほしかった一作ですね。
4巻で終わってしまったのが本当に残念です。
本記事を読んでくれた方の中に興味を持たれた方がいたらぜひ。
おすすめの漫画です。


DEMON TUNE 1 (ジャンプコミックス) [ 小玉 有起 ]
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