【関ジャム】BUMP OF CHICKEN特集 完結編 概要・情報まとめ

関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム 完全燃SHOW」。
2023/4/16(日)に放送された「BUMP OF CHICKEN特集 完結編」の内容について概要をまとめました。

概要

企画概要

前回に引き続き各アーティストによるBUMPの魅力解説藤原基央さんへのインタビュー、さらにBUMPのメンバーが集結しインタビューに答えてくれる内容になります。

前回の番組情報まとめ
ゲスト

・小林壱誓(緑黄色社会)
・佐藤千亜妃(シンガーソングライター)
・柳田周作(神はサイコロを振らない)
・syudou(シンガーソングライター/ボカロP)

BUMPの名曲紹介

各アーティストによりBUMPの名曲が紹介されました。以下に紹介された楽曲を記します。

・太陽(’04) 川谷絵音さんにより以下のように紹介
外の世界に出ていく怖さ、そしてその決断が迫ってきている様子をここまで丁寧に綴った歌詞を僕は知りません。
比喩とわかりやすさの絶妙なバランス。僕はこのバランス感で歌詞を描きたいんです。でも書けないんです。だからずっと「太陽」の歌詞に憧れを持っています。
ドアノブが壊れかけているから一度触れて外に出たらもう戻れない。
こんな綺麗な描き方できますか?できません。天才です。


・Ever Lasting Lie(’00) SHISHAMO宮崎さんからの紹介を抜粋
この曲から「物語を伝える方法は言葉だけではない」ことを学びました。
2分以上というJ-POPやJ-ROCKではなかなか無い耳を疑うほどの長い間奏があり、その間奏の長さで物語の中の長い年月を表しています。
音楽ならではの物語の表現だと感じました。


他にも以下の楽曲が紹介されました。
・white note(’14)
・ノーヒットノーラン(’99)
・窓の中から(’23)

藤原基央へのインタビュー

前回に引き続き藤くんへのインタビュー映像が流されました。
以下にその質疑を記します。

Q.アルバム「THE LIVING DEAD」はどのように制作した?

BUMPの曲には物語性の歌詞が多いと踏まえた上で、K(’00)やEver Lasting Lie(’00)が収録されたアルバム「THE LIVING DEAD」はどのように制作されたかという質問に対して以下の回答が行われました。

A.
一番訳がわからない作り方だと思うんですけど
ドラムこうやって叩いてみて、ベースこんな感じで弾いてみて、ここ8小節間奏入れようとか、ここでギターソロ、この後もう1回サビやって、その前にDメロ入れようかってなって、こうやって終わろうみたいな。
要するにカラオケを作る状態だったんですよね。
カラオケって言っちゃうのが一番わかりやすいと思うんですけど。
誰一人どういうメロディーがこのオケにハマるかわからないままオケを録るっていう、なかなか無いと思うんです。
音楽業界広しと言えなかなか無い状況な気はするんですね。
それでじゃあいざどうしようかってなって。
オケを聴きながら鼻歌歌いながら歌詞を書いていくみたいな。
歌詞がすごい大変で。
1人の人間が本気出してその時その時本気で伝えたいことってあんまり種類そんなに多くないと僕は思っていて。
俺何を伝えたいんだろうみたいなすごく難しくって。
その時、物語形式で書くってのがすごく自分にとって救いだったんですね。
自分のことじゃなくて何かの生き様みたいなものを書こうってなって。
だから猫の歌を書いたりとかいろいろありましたけど。
他の命の生きざまみたいなものだったら書けて、そこで自分の知ってる感情も書けるみたいなのがあって。
物語形式が一番様になりやすかったのかな。手っ取り早くって言い方すごく悪いですけど。
なるべくしてそういう手法をとるしかなかった。

Q.Ever Lasting Lieの歌詞について

上記質問を踏まえて、間奏が2分間あるEver Lasting Lieの構成についても最初にオケがあったのかという質問に対し

A.
オケがあったんですね。
漠然とそういうものをやりたいっていうのだけはあったんですようね。
そういう曲の構成から引っ張られて来た歌詞かもしれないですね。
それにしても2分やってましたか。
もう今の時代トイズ一緒に仕事してくれなかったかもしれませんね。

上記2つの回答に対して、ゲストアーティストの皆さんからも、歌詞から先に作成しているものだと思っていたので信じられないとの声が上がっていました。
楽曲「K」に関しても、猫が走っている様子がドラムのスネアで表現されていたり、猫がよれる様子がギターのリフでチョーキングになっていたり、歌詞ありきのサウンドだと思っていた
とのことが語られました。

Q.曲作りにおいて最後の決め手となるのは?

A.
難しいんですけど言語化するのが。
感覚的な部分が大きい。
多分なんですけど、どうあがいても完成っていうところなのかなという気はしていて。
僕の意思じゃない。
完成形は僕は知らない
「これをもってして僕は完成です」って曲の方が言ってくれる感覚が結構あって。
「元々こういう曲なんです私は僕は」というのが、存在があるんだけど。
なんかわかんないそれが石なのか木なのか。
最初でっかい塊で、削ってってみたいな中から取り出すみたいな。
大丈夫ですか僕テレビ的にやばい奴になってますか 大丈夫ですか。
そういう感覚がすごいあるんですよ。
初めからこの人に僕は会いたかった。
この楽曲、こういうものだった初めから。
自分で作っているのに不思議な話なんですけど。
「これをもってして私は完成です」って曲の方が言い出したら頑としてその結果は動かなくって。
その基準を大事にしています。
ここまでだよというのは曲が一番わかっている
っていう感覚ですね。それを大事にしています。

Q.MステでRAYを演奏し、地上波初パフォーマンスを行ったきっかけは?

A.
「この曲だからこうしていこう」という自分たち発信のものではなかった。
曲が僕たちの前に一緒に持ってきてくれたドアだったと思うんですね。
そのドアは開けなきゃいけないんですよやっぱり、その曲を書いた人は。
人前で演奏することはライブでやってきたわけで、目の前に聴いてくれる人がいて、テレビだとそれがなくって。
そこでどうやらすごく不安になっちゃって。
いちいちそういうところで面倒くさく考えこんじゃうバンドだったんですね。
でもやっぱりテレビに出て歌うこと、テレビに出て演奏することの大切さは当然わかっているし、そうじゃないと出会えない誰かの耳があるし。
ラーメン屋さんで全く興味持ってくれたことのない人が俺たちに興味を持ってくれる瞬間かもしれないし。
その人に俺は出会いたいんだよと楽曲が言ってるんだったらそうしなきゃいけないんですよ僕たちは。
なので、そういう話し合いがあって、泣く奴とかもいたりとかして。
そのくらい自分たちの中では大事件で。
そろそろ僕たちもテレビ出ようかみたいなそういうことではなかったんですよね。
rayという楽曲が自然に僕たちの前に示したドアだったんですね。
それは開けないとなっていう感じだったです。
簡単には開けられませんでしたね。

他の質問

他にも以下の質問が行われました。
・「ray(’14)」で初音ミクとコラボしたきっかけは?
・初音ミクと歌ってみてどうだったか

・自分の声に合った曲を作っていることに関して

BUMPのメンバーへのインタビュー

藤くんと共にBUMPの他メンバー3人も登場し、4人へのインタビュー映像へと移りました。
その質疑を以下に記します。

Q.メンバー間で揉めることはあるか?最終的な意思決定はどう行うか

A.
揉めることはないかな。
多数決とかもない。
結構話し合いとかでよく言うのは、誰か1人でも嫌だったらやめようぜみたいなこととかありますね。
大事なことを決めるときは4人一致じゃないと決定できないなっていうのがあって。
その話で行くと逆もあるよね。
誰か1人がポジティブな思いを持っている、こういうことがやってみたいってことがあるんだったら、それは大事にしたいみたいになることもあって。

Q.プライベートでも会うか

A.
もちろん飯食いに行ったりゲームやったり誕生日とか。
石蹴りに没頭していた時があって4人で。
学校の帰りなんですけど。
増川くんなんかは自分の家を通り過ぎて、
ここが流石に分岐点でしょみたいなところがあって。
分岐点で止まって石蹴りをし続けるってことが中学生の時あったんですけど。
増川君はとっくに自分の家通り過ぎてまでそこまで来て。
石が見えないんですよね、暗くなって。
電線があって何本か五線譜みたいになってるじゃないですか。
太陽が沈んでいって。
太陽があの2番目の下に行ったら解散なとか言ってるんですけどやっぱり帰れなくて。
3番目の下に行ったら解散なっつって 結局太陽が暮れてもずっとやってて。
っていうのがバンドに変わっただけで僕たちは。
友達から始まったことなんで。
バンド始める前に友達だったんで。
そういうのがやっぱり大きいのかなと思います。

他の質問

他にも以下の質問が行われました。
・各アーティストからの熱いメッセージに対する4人の返答
・ライブにおいて情報量の多さで一番大変な曲は何か?(ギター増川に対する質問)
・aurora arkツアーのファイナルで予定していない曲をやっていたが、そういう無茶ぶりに対してメンバーはどう思うのか
・ツアーでの声出し解禁について
・皆さんにとってメンバーはどういう存在か
・皆さんにとってBUMP OF CHICKENはどういう存在か

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