「AI vs 教科書が読めない子どもたち」を読んだ

「AI vs 教科書が読めない子どもたち」という本を読んだ。

タイトル通り、AIに関する説明と日本人の読解力の低さについて解説された本だった。

著者は中高生を対象に読解力テストを実施したらしく、その中の例文としてこんなものが紹介されていていて自分でも解いてみるのが面白かった。
例文:
アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。
問題:
次の文の()に当てはまる言葉はなんでしょう。
セルロースは()と形が違う。

上記問題は一回間違った回答を選びかけて焦った。
テストの結果としても間違った答えを選ぶ学生がかなり多かったらしい。
ちなみに答えはデンプンでした。

最近YouTubeでAIに関する動画をいくつか見ててAIに対して夢を抱いていた。
技術が進歩してシンギュラリティが起きたら今の世の中が大きく覆るかもしれない、10数年後には様変わりした世界を見ることができるのかもしれないと。

でもAIは結局コンピュータであり四則演算しかできず、今の数学では人間の思考を全て数式に当てはめることができないから当分AIが人間を超えることはないらしい。
ハードの性能がいくら上がっても数学的な限界がある以上そこまでの進歩は今の段階では見込めないとのこと。

それでも計算で解決できる分野においてAIは着実に進歩を重ねているから近い内にホワイトカラーの仕事の半数はAIに奪われるのではないかと書かれてあった。
技術の進歩により、人間のものでなくなってしまう仕事と考えると単純作業のようなものをイメージしがちだったけど、体を動かす仕事に関してはそんなすぐにはなくならないのかな。
ロボットを導入するのにもコストかかるもんね。
それより事務作業の方がなくなる可能性が高いらしい。

そういういろんなことが書かれてあって面白い本だった。

あと話はそれるけど、今後生き残る企業として「ほぼ日」が挙げられてることが地味にうれしかった。
ほぼ日は商品1つ1つにストーリーを付けて売ることで他の企業と差別化ができている、AIにはできない人間ならではの能力を使った商売をしているからAIにより侵略されることはないと評価されていた。

俺も来年のほぼ日手帳をつい最近購入したばかり。
確かにほぼ日の商品には上記のような魅力がある。

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