スイッチ版のOneShotをクリアしました。
ネタバレあります。
Steam版をプレイ済みなので、2回目のプレイになります。
Steam版ではゲームを起動している自分のPCがゲーム内の謎解きに関係してきます。
そこが面白い部分なのですが、媒体がPCじゃないスイッチ版ではどうなるのかというと、ゲームを起動するとスイッチにPCのディスプレイのような画面が表示されます。
そしてその画面のデスクトップにある「OneShot」のアイコンをダブルクリックすることでOneShotのゲーム画面が新たなウィンドウとして出現します。

ゲーム内のPCでゲームを起動するという独特な仕組みにより、スイッチでもOneShotのプレイが実現されました。
このように、OneShotには他のゲームでは見ない変わった面白い仕掛けがたくさん潜んでいます。
ただ、自分のPCがゲームに影響するSteam版の面白さはスイッチ版では味わえず、そこは残念ではありました。
Steam版のプレイは2週で終えましたが、今回はトゥルーEDに行くまで5週プレイしました。
バッジ(実績)が中々取得できなくて何回もやり直すことに。
トゥルーEDを見た後もフレンドリストをコンプリートするため周回プレイ。
ジョージという周回ごとに性格パターンが変わるキャラクターがいて、ジョージのフレンド登録を完遂するためには最低6周しなきゃいけません。
6の目を出してるジョージが中々現れてくれず、結局20周近くプレイを重ねました。
あまりにも6の目が出ないので途中から出た目の数をメモしてみることにしました。

最初に1,5,2,1,5,2と連続していて、何かしらの条件で固定パターンが組まれているのかと考えましたがそんなことはなかったです。
逆に言うと純粋に20周くらいプレイして6が一つも出なかっただけということなので驚きです。

ちなみにバッジをコンプリートするためにも6周は必須・・・と思っていたけどジョージのフレンドリストは1つあればバッジの取得ができるようです。
トゥルーED到達後にワールドマシンに潜んでいたニコと作者のフレンドリストをゲットしたらバッジを獲得できました。
上記のトゥルーEDクリア後に現れるフレンドリストや壁紙を見つけたときは興奮しました。
ドキュメントの中にニコからのプレゼントという形で潜んでいたとは・・・!
これはスイッチ版ならではの感動です。
2回目のプレイですが、数年ぶりにやってみていろいろ思うことがありました。
改めて、トゥルーEDへの入り方には胸を熱くさせられます。
2週目以降、最初から日記を持ってるのも、パスワードの取得方法が変わってるのもぞくっとします。
何か特別なことが始まっている予感。
2週目を始めて間もなく新しいイベントが始まって、そこからのストーリーや謎解きは1週目とは別物になるから退屈しないんですよね。
まぁ私はトゥルーEDに入るまでに4週プレイしたのでそういうわけにもいきませんでしたが。
ちなみにトゥルールートに入らない周回プレイ(3周目)では、峡谷で名前を書くイベントで「既にニコって名前が2つ書かれてあった」というセリフが聞けました。
4周目では「既にニコって名前がいくつか書かれてあった」になっていました。
こういう発見があるのも嬉しい。
他にも憎い演出がたくさんあります。
いつの間にか変わるデスクトップ背景、ポータル移動の謎解き、トゥルーEDのスタッフロールの見せ方など、テンションが上がる仕掛けがいっぱい。
壁紙やテーマでゲーム内のPCをカスタマイズできるのも面白かった。
壁紙はスクショを撮ってリアルPCの壁紙に使用させてもらってます。

改めて良いゲームでした。
今更知りましたが、どうやらOneShotって最初にリリースされたのはRPGツクールで作成されたフリーゲームらしいです。
日本語版は作られてないけど試しに英語版をプレイしてみました。

フリー版は結構尖った作りをしているみたいです。
本当の意味で「OneShot」で、ベッドで寝る以外の中断セーブ機能すら用意されていません。
途中でゲームを終えるとニコが死んだ・・・!

最初はトゥルーEDも用意されていなかったらしいし、実は本来のテーマに最も忠実に作られているのはフリー版のOneShotなのかもしれませんね。
BGMも結構怖くて不穏な空気が漂っています。
こう見るとスイッチ版はかなりマイルドです。
Steam版の感想記事