頭を「からっぽ」にするレッスンを読んだ

『頭を「からっぽ」にするレッスン』を読みました。

瞑想とマインドフルネスについて書かれている本です。

筆者は自分の感情について異常なほどに考え込んだようで、その学びを基に人間が平穏に過ごすコツを書いてくれています。
俺も自分の感情について日々考えまくっています。
それでもこの本を読んで、気付けていなかった自分の感情のあり方について気付かされ、筆者が完全に自分の上を行ってくれている感覚が持て安心して読むことができました。

不愉快な感情が湧いたときの感覚は強烈ですが、それがどの瞬間に湧いたのか、なぜ湧いたのか、どの瞬間に消えたのか、なぜ消えたのか、これを考えてみると意外とわからないものでした。
心や感情というものは本当に難しい。
日々これだけ考えているのに全然理解できません。

俺は瞑想というものに対して、心を無にすることで不快な感情をなくせる行為だと思っていましたがどうやら違うようです。

感情を消すことはできない。
瞑想とは、浮かんでくる感情や思考を受け入れ観察しそのまま消えていくのを眺めるような行為であるようです。
愉快しろ不快にしろ感情についてあれこれ考えているとそれに付随した新たな感情が生まれ無駄に苦しんでしまうことが多いわけですね。

面白いと思ったのは苦しい思いこそ好奇心を持ってその感情を観察するほど逆に苦しみが引いていくということ。
これは実際に自分でも体験しました。
苦しみに抗うほど苦しくなる、逆にその苦しみをもっと味わおうと思うくらいに苦しみに意識を向けて観察してみると苦しみがどんどん薄れていきました。

ただ、これはある程度の大きさの苦しみだけでしたね。僕の体験では。

つい最近も大きな苦しみに苛まれた場面があり、その時にこの本で得た感情の受け流しを実践してみましたがやっぱりうまくいきませんでした。
ただただ感情に支配されやりきれない苦しみが体中に広がっていくだけでした。

まぁ、この本でも瞑想やマインドフルネスは継続して行うことで効果を発揮する心のトレーニングであると語られています。
やり方を知識として持っているだけでは大きい感情には対処できないということでしょう。
継続することでそれが可能になるのかもしれません。

あと、環境によっても穏やかさを保つ難易度が大きく変わることも感じました。
家に1人でいる間は瞑想やマインドフルネスによって落ち着きを感じられる時間も増えました。
でも職場で周りに人がいる状況だとちょっとしたことで心が揺らいでしまいます。
ここもまた継続的にトレーニングを行うことで改善できる部分なのかもしれません。

マインドフルネスは生活の中でたびたび取り入れています。
歩いているとき、ご飯を食べているとき、お風呂に入ってるときなど、いろんな場面で「今、ここ」に集中して感覚に意識を向けようとしています。
でもそうする中で、ほんとうに自分はよそ事ばかり考えていることに気付かされました。
散歩しているとき、ご飯を食べているとき、「もしも過去がこうだったら・・・」「もし今がこうだったら・・・」「もし未来がこうなれば・・・」とか、 自分でも気味悪く感じるくらい余計なことを考えてばかりいました。
意識して止めても気付けばすぐに考えが湧いてきます。
ガチで妄想癖を持っているみたいです。
これは矯正するのが難しそうですが、マインドフルネスを継続してなんとか改善を試みたいです。

↑この本を読むきっかけになった動画。

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