「沈黙の春」読んだ

沈黙の春を読んだ。

化学物質を用いた殺虫剤の恐ろしさを伝えてる本だけど、個人的に一番印象に残ったのは世の中というものは様々な物質・生き物が相互に影響しあい常に変化を続けているってこと。

微生物から虫、植物、動物が食べて食べられて数のバランスを保ち、土も水も絶えず動き変化し続けて世の中ができている。
その1つが欠けるだけでもそれの捕食者、被食者に影響し連鎖して大きな変化に繋がる。
今まで全く考えてこなかったことだから、そういった世の中の複雑な成り立ちについて記されてる部分が読んでて面白かった。

そしてそんな自然の枠から外れてアレコレ好きにやってる人間のパワーについても改めて考えさせられた。
良し悪しはともかく、都合のいいように生物を絶滅させたり増やしたり品種改良したり、それでいて自分たちは他の生物から命を狙われることない生活を築いているんだから紛れもなく最強だね。
病原体にはかなりやられてるけど、それでも絶滅とかには至らなさそうだし。

この本を読んで抱いた感想が「人間最強」ってのはズレてる気がするけどもちろん毒として撒かれた化学物質の恐ろしさも伝わってきた。
化学物質って微生物が勝手に分解してくれたり例え植物とか虫が毒に侵されてもその個体が弱るだけで大した影響はないんだろうとかって思ってたけど食物連鎖によって他の生物にもずっと遺っていくものなんだね。

それに、人間を「自然の枠から外れてる」って書いたけど、外れてるように感じる生活を送ってるだけで実際はその循環の中に人間も間違いなく入っていることも感じさせられる。
普段食べてるものにも毎日歩いてる地面にも、全部他の影響が入ってるし逆に影響を与えてもいるから。

↑この本を読むきっかけになった動画

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