ファイティングフェニックスの価値を無為に下げた

2017年、ヤフオクで「ファイティングフェニックス」というビーダマンを落札した。

これは「爆球連発!!スーパービーダマン」の主人公が持つビーダマン。
しかも、チームがピンチを迎える中、ギリギリの状態で完成し猛威を奮うというかっこいいドラマを持った熱い機体である。

それ故に俺はこのビーダマンを欲し、4000円を費やして落札した。

20年ほど前に発売され、今もなお4000円の価値を持つおもちゃが、俺の元に未開封の状態で届いた。

調べてみると、つい先月も13000円で落札されている。

それだけ確かな価値がある商品なんだ。

なのに、今一度冒頭の画像を見てみると、いかに俺がファイティングフェニックスを大切にできていないかがわかる。

色は黄ばみ、シールは剥がれ、そもそもとして普段鑑賞することもない
完全に意味がないものと化してしまっている。

1万円以上の価値があったこの商品が、俺が手にしてしまったことで見事に価値を失ってしまった。
俺自身が、この商品が手元にあることに満足していたり十分に堪能できているのならよかったのだけど、実際は組み立てた後こんなもんかと気持ちが冷めて終わっただけ。

完全に無駄だった。
ファイティングフェニックスを通して、自分は鑑賞するだけの商品を満足に活かすことができないことを知った。
フィギュアとか絵とか、使用目的のない商品を楽しむことができない。

本当にファイティングフェニックスに申し訳ない。
世の中のファイティングフェニックスファンにも申し訳ない。
できることならこの商品を元の状態に戻して、真にファイティングフェニックスを堪能できる人の元へ届けたい。
だが時を戻す術はない。

物を手にするという行為には、その物の価値を失わせてしまうかもしれないリスクと責任があることを感じた。



・・・とはいえ、そこまで深く考える必要もないと思う。
いずれ太陽も地球も寿命を迎え、世にあるすべての物は価値を失うはずだから。

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